「ナイトクローラー」特別映像が映し出すジェイク・ギレンホール“怪演”の魅力
2015年8月20日 14:20

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホールが体重を12キロ落とし、野望にまみれた報道専門パパラッチを怪演した「ナイトクローラー」で、主役のルイスに焦点を当てた特別映像が公開された。
映画は、米ロサンゼルスの町を舞台に、事故や殺害現場にいち早く駆けつけてスクープ動画を撮影するパパラッチ“ナイトクローラー”として活動を始めたルイスが、モラルや人権などお構いなしに現場を撮りまくり、のし上がっていくさまを描く。「ブロークバック・マウンテン」(05)で第78回アカデミー賞にノミネートされたギレンホールの卓越した演技が各方面から絶賛されているだけでなく、本作の監督・脚本を手がけたダン・ギルロイが、第87回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたほか、第30回インディペンデント・スピリット・アワードで脚本賞と新人監督賞を受賞している。
ルイスの強烈なキャラクターが本作のキモと言えるが、それをなしえたのもギレンホールの演技力があってこそ。映像では、「ジェイクの新たな転機になるね。彼ほどの役者はいない」というギルロイ監督をはじめ、共演者たちも惜しみない称賛をおくる。虚栄心の塊であるルイスとし烈な駆け引きを演じる女性ディレクター・ニーナ役のレネ・ルッソは「あれほど難しい役はそうないと思うわ。見事な演技よ」、ルイスの手足となって働く部下を演じたリズ・アーメッドは「ジェイクの最高の仕事だね」と、そのなりきりぶりに太鼓判を押す。本作のプロデューサーも兼任したギレンホールは、「こんな役は初めてだ。2カ月間減量したよ。昼夜逆転の生活でね」と苦労を明かし、ルイスのキャラクターを「人の不幸を追い、普通の感情を失っていく」と説明した。
映像では、さまざまな事件・事故現場に強行突入し、目を見開いて激写するルイスの姿や、ルイスが殺害現場に勝手に侵入して撮影したことをかぎつけた刑事の訪問にもまるで慌てず、「(家に)入りたい? お好きに」と不敵に笑うばかりか、証拠として映像テープの提出を求められるも「それは義務?」と言い返すシーンが映し出される。
「ナイトクローラー」は、8月22日から全国公開。
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