「死んだ目をした少年」主演・清水尚弥、紗都希らDVD発売を喜ぶ
2015年8月19日 23:10

[映画.com ニュース] 独特のタッチとストーリー展開で根強いファンを持つ人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック(青林工藝舎刊)を実写映画化した「死んだ目をした少年」のDVDが、10月7日に発売されることが決定。8月13日に都内で発売決定を記念した特典映像試写会が開催され、加納隼監督、キャストの清水尚弥、紗都希、福井成明、西井雅、後藤和歌奈、尾形駿一らが参加した。
作品は、淡々と過ぎていく毎日の中で、生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描いた、新世代の青春エンタテインメント。加納監督は、ドキュメンタリー映画「Souda Kyouto He Ikou」(09)で第31回PFFアワードに入選を果たし、オムニバス映画「ヒカリエイガ」の一篇「So-Far」(13)などで高い評価を得た新鋭で、初の劇場用長編作品となった。
昨年8月に栃木・足利で撮影を行い、年明けに完成。今年2月21日から東京・テアトル新宿で独占レイトショー公開され、初日は満席立ち見となり、加納監督やキャストらによる連日の上映後イベントも盛況で、主題歌「とんがりヤング」を本作のために書き下ろしたエレクトロラップユニット、Charisma.comも登壇した。

主人公の少年・犬田を演じた清水は、出演作が相次いでいる期待の若手俳優。DVD発売決定について「東京のみでの上映で限られた方にしか見ていただけなかったので、この機会に全国津々浦々の、特に10代を過ぎ去りし方々にぜひ見ていただけたら嬉しいです。皆さんの青春の形をこの作品のどこかに、いろんな形で見つけていただけるかと思います」と語った。ヒロイン・強美役の紗都希は「劇場で見られなかった方はもちろん、劇場に足を運んでくださった方々にも2度、3度見て楽しんで頂きたい作品です。教室のいたるところにちりばめられている言葉にできないあの空気感をぜひ体感してください」と思いを明かした。
なお、映像特典のメイキングはセルDVDに収録される。ディレクションは、本作のプロデューサーの永田守プロデューサーが担当。TBS時代に数々のテレビ、ラジオ番組を演出した手腕を発揮し、インディペンデント映画の制作の舞台裏と若い才能たちの映画への情熱が伝わってくる特典映像作品を作り上げた。特典映像を見た清水は、「メイキングには清水尚弥の恥ずかしい当時10代の映像も収録されております。赤面の映像なんですが、現場の雰囲気も楽しんでいただける映像になっているかと」とアピールに努めた。
そして、加納監督は「青春というあやふやな世界の最低で最高なアノ感じをつめた作品。DVDでたくさんの方に届くと嬉しい」と喜びをかみ締めた。なお本作は、8月29日から大阪・シアターセブンで1週間限定上映されることが決定した。
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