ベント・ハーメル最新作「1001グラム ハカリしれない愛のこと」10月公開決定
2015年8月11日 09:00

[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭コンペティション部門に出品されたノルウェーの名匠ベント・ハーメル監督の最新作が「1001グラム ハカリしれない愛のこと」の邦題で10月に劇場公開することが決定し、メインビジュアルがお披露目された。
国立計量研究所に勤務する内気な主人公マリエが病気の父に代わり、パリで行われる学会に出席し、異国での思わぬ出会いからマリエの感情の変化を繊細に描いたラブストーリー。「ホルテンさんのはじめての冒険」「キッチン・ストーリー」で愛すべきキャラクターの中年男性を描いてきたハーメル監督が初めて女性を主人公にした作品で、アーネ・ダール・トルプがマリエを演じる。
メインビジュアルは、パリのエッフェル塔を背景に、重量の基準となる1キロの「キログラム原器」を持った男女が向き合っているデザイン。ヒビの入った「キログラム原器」を持ったマリエの計り知れない未来を示唆するビジュアルだ。
「1001グラム ハカリしれない愛のこと」は、10月下旬Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
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