「キネコ国際映画祭」開幕!山寺宏一、戸田恵子らの生吹き替えに観客650人喝さい
2015年8月11日 18:40

[映画.com ニュース] 日本最大の子どもたちの世界映画祭「キネコ国際映画祭2015」が8月11日、東京・渋谷区文化総合センター大和田のさくらホールで開催初日を迎えた。
オープニングとなったこの日は、同映画の特徴である“ライブシネマ”(声優による生吹き替え上映)が行われ、山寺宏一をはじめ戸田恵子、中山秀征、内田恭子、ルー大柴、ジョン・カビラが出席。「きかんしゃトーマス」や、川村元気&佐野研二郎が原作を手がけた「ふうせんいぬティニー」、オーストラリアの実写作品「うさぎのてんこうせい」など、国内外問わず6本の短編作品が上映された。
生吹き替えの臨場感に、夏休みの親子連れでにぎわう客席は大喜び。各作品が上映されるたびに、約650人の観客は喝さいを送った。内田は「この映画祭が来ると、夏が来たなと感じます。毎年の楽しみのひとつになっています」とほほ笑み、中山は「毎年さまざまな作品に出合いますけども、世界にはいろんな作品、考え方があるんだなという風に思います。でも、子どもや親の気持ちは万国共通だと思います」としみじみ語っていた。
さらに、カビラは「普段の収録は孤独の世界。ひとりでナレーションを録るんですが、皆さんとこうしてできるのは嬉しいです。ドキドキしました」とニッコリ。山寺は「子どもの映画を世界中から集めた映画祭は、ほかにないと思います。ぜひ夏休みのいい思い出になればいいと思います」と呼びかけていた。
同映画祭はベルリン国際映画祭の子ども部門の協力を受け、「キンダー・フィルム・フェスティバル」として1992年からスタート。23回目となる今年は「キネコ国際映画祭2015」と名称を変え、「1歳からデビューできる世界で一番やさしい映画祭」をコンセプトに開幕した。
また、壇上には「うさぎのてんこうせい」に主演したモーリー・ウィリアムスちゃんと、ナタリー・ヴァンデン=ダンゲン監督も登場した。「キネコ国際映画祭2015」は、8月15日まで東京・渋谷のシダックス・カルチャービレッジ、渋谷区文化総合センター大和田で行われ、イスラエルやオランダなど、世界中から厳選された40作品が上映される。スケジュールの詳細は、公式HP(http://www.kinder.co.jp/index.html)に掲出されている。
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