マキタスポーツ、連ドラ初主演作「PANIC IN」で奮闘アピールも監督にはダメ出し
2015年8月10日 20:40
[映画.com ニュース] お笑い芸人で俳優、ミュージシャンとしても活躍するマキタスポーツの連続ドラマ初主演となるBSスカパー!「PANIC IN」のDVDボックス発売を記念した特別上映会が8月10日、都内で行われた。
危機的な状況に巻き込まれながら、毎回登場するマドンナのために体を張る中年男を描く全10話。マキタは第1話のヒロインを務めた藤井美菜と、鈴木太一(1、4、9、10話)、木村好克(2、6話)、SABU(3、8話)、永野宗典(5、7話)の4監督とともに舞台挨拶。「コメディなので見えないかもしれないが、命懸けでやりました」と声高らかにアピールした。
全話、監督が好きな映画へのオマージュが込められ、第1話は時速80キロ以下になると爆発するバスという、キアヌ・リーブス主演の大ヒット作「スピード」をイメージ。マキタは「僕がやることによって、監督のリスペクトがこんなにもねじ曲がってしまうのかと思うかもしれない。でも、そのチグハグさや違和感が面白さにつながっていればと思う」と話した。
藤井も、「短い期間の撮影でしたが、濃い日々でした。バスの中といういろんな制限の中での緊迫感は、台本を知っていてもハラハラした」と笑顔。鈴木監督も、「メインの監督としてやれて光栄。思いを込めた作品です」と自信ありげだ。
だが、マキタは「いろいろと大変だったけれど、鈴木さんには最も困らされた。途中で現場を投げ出す時があるんです」と暴露。木村監督が撮影現場を訪問した際、「長いカットの説明をしていて、途中で『ここから分からないから(カメラを)回そう』と言った時は衝撃を受けた」と内情を説明した。
さらにマキタも、「投げ出すどころじゃなくて、ある時は『もう、面倒くせえ』って言った。その時は現場が凍り付きましたよ」とダメ出し。鈴木監督が弁解しようとすると、「今は俺がしゃべってんだよ」とバッサリと遮るなど、容赦なかった。
「PANIC IN」は、職を転々とするさえない中年男の車田寅雄が、職場や通勤途中にことごとく極限の状況に追い込まれるが、偶然にその場に居合わせた美女にひと目ぼれしたため、その渦中に身を投じていくコメディ。DVDボックスは今月19日に発売される。
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