「GOTHAM」主演俳優、「ダークナイト」で同役を演じるゲイリー・オールドマンに白旗!?
2015年7月22日 13:45

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督が生み出した「ダークナイト」3部作の舞台となった“背徳の町”ゴッサム・シティで巻き起こる凶悪事件を描いた米ドラマ「GOTHAM ゴッサム」で、主人公である若き日のジェームズ(ジム)・ゴードンを演じるベン・マッケンジーが来日を果たし、自身が演じるゴードン像や人気俳優としての信条を語った。
ドラマの主軸は理想に燃えた新米刑事のゴードンが、賄賂や不正が横行するゴッサム市警で、己の正義を貫こうと孤軍奮闘する姿だ。ゴードンを駆り立てる理由は「地区検事長だったジムの亡き父親の影響が強いと思う」とマッケンジーは語る。「ジムは、父親がやり残したゴッサム・シティの浄化を、自分が受け継ぐことに使命感を燃やしているんだ。ただ、ジムはゴッサム・シティで繰り広げられる“勝者なき戦争”の実態を理解しきれていない。さらに自分が思うほど、父親が清廉潔白ではなかったという事実にも傷ついてしまう。つまり、とても繊細なんだ」とキャラクターの内面を考察する。
ゴードン役といえば、「ダークナイト」のゲイリー・オールドマンが強い印象を残すが、マッケンジーは「そもそも演じる世代が違うし、比べようがないよね。ありがたいことにゲイリーは名優だから、勝ち目もないし(笑)」とあえて意識はしていない様子。また、自身も社会現象を巻き起こした人気ドラマ「The OC」のライアン役でブレイクしたが、「名刺代わりの役柄があるのは、俳優にとってうれしいこと。イメージの払拭は俳優の仕事じゃないし、エゴでしかないと思うよ」と真摯に語る。
主役という大役を任されたマッケンジーは、俳優としての信条を「主演俳優だからって、何でも通用するわけじゃない。ドラマの撮影は長丁場だから、座長として、常に周囲に手本を示す義務と責任がある。時間を守るとか、さ細なことを含めてね。幸い『GOTHAM ゴッサム』の現場は素晴らしいキャスト、クルーに恵まれているから、そんな必要もないけれど、そういう気持ちは大切にしたんだ」と、ゴードンさながらの生真面目さで締めくくった。
「GOTHAM/ゴッサム」はワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントより、DVD&デジタルレンタル中。「GOTHAM/ゴッサム <ファースト・シーズン> コンプリート・ボックス」DVD&ブルーレイは、9月9日から販売開始。海外ドラマ専門チャンネルAXNで日本独占初放送中。
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