斎藤工、シークレット出演の「リアル鬼ごっこ」で人生初もぎりに快哉「天職で転職考えた」
2015年7月18日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の斎藤工が7月17日、出演映画「リアル鬼ごっこ」が上映中の東京・新宿ピカデリーでもぎりを初体験した。同作はトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインをはじめ全国女子高生が何者かに追われるサスペンス。出演者はすべて女性というふれ込みで、斎藤の出演はポスターなどにも一切記載されず、今月11日の公開当日まで伏せられていた。
物語のカギを握る意外な役どころで登場するため、当然のように公開後にSNSなどを中心に話題が沸騰。この日も斎藤が劇場ロビーに姿を現すと、長蛇の列をつくった女性ファンからは悲鳴に近い歓声が上がった。
来場者1人1人と短い言葉を交わしながら、チケットの半券を手渡した斎藤は「天職を見つけました。転職も考えています。もぎり兼俳優の斎藤工です」とノリノリ。「お客さんの手の湿度によっていろいろだったけれど、湿度が高めの僕の手と似ていた場合は円滑にいった。効率よくできたし、淡々とした作業は非常に合うと確信した」とご機嫌だ。
もともと「映画館で仕事をするのが夢で、映写技師になりたかった」とも告白。数人のファンからは「時給は出るんですか?」と聞かれたそうで、「研修期間なので無償だと、自分を納得させています。でも映画や映画館がどんどんデジタル化する中で、作り手の1人として手渡しをするアナログの感覚っていいなと思った」と満足げに振り返った。
その後、舞台挨拶にも立ったが、詳細を明かせない役のため「なぜ上映前の舞台挨拶なのかが最大の謎」と自ちょう気味。園監督作品は初出演だが、かねてプライベートでの交流があり「女性しか出ないとうかがっていたので、オファーを頂いた時はまず自分の性別を確認した。でも、園監督が撮る“リアル鬼ごっこ”なら誰も予想できない方向に転がると思い、とても光栄だった」とジョーク交じりに明かした。
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