日本限定公開!「ターミネーター」第1作T-800登場場面、“完コピ”特別映像
2015年7月17日 19:00

[映画.com ニュース]アーノルド・シュワルツェネッガーが、12年ぶりにシリーズ復帰した「ターミネーター:新起動 ジェニシス」で、本編の序盤部分を切り取った特別映像が公開された。シリーズ第1作「ターミネーター」(1984)の、T-800ターミネーターが84年のアメリカ・ロサンゼルスに登場するシーンを完全再現しており、日本限定の公開となる。
映像は、工事用車両に乗った黒人男性が、葉巻を吹かすシーンから始まる。突然ヘッドライトが消え「おかしいな」とつぶやいた瞬間、稲妻にも似た青い閃光が走り、男性は驚いて逃げていく。カメラが横に移動すると、地面が円状にえぐられ、未来からやってきたT-800が全裸でひざまずいている。もうもうと煙が立ち込めるなか、T-800はゆっくりと立ち上がり、その顔と鍛えられた肉体があらわに。周囲を見渡したT-800は、高台からロサンゼルスの町並みを見下ろす。
今回公開された映像では、シーンの構図からカット割りにいたるまでを、第1作の“完全コピー”で再現。撮影に際しては、T-800役を演じたボディビルダーの顔に当時のシュワルツェネッガーの顔をCG合成したほか、「ターミネーター」の特殊効果を手掛けたスタン・ウィンストン率いるエフェクトスタジオ「レガシー・エフェクツ」のスタッフが、若きシュワルツェネッガーのシリコン製レプリカを製作。スチール製の骨組みと関節を取り付け、サイズは第1作のシュワルツェネッガーそのままにするという熱の入れようだ。
今でこそ世界中の人々から愛される人気シリーズだが、主演のシュワルツェネッガーは、第1作に出演時、これほどまでの人気を博すとは想像できなかったという。「スーパーマンやバットマンの映画などは、シリーズになることがわかっているから別として、こういう映画ではどうなる予想ができないからね」と、自身の代表作を振り返った。
未来世界で機械軍と戦う人類反乱軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母サラ(エミリア・クラーク)をT-800から救うため、未来から過去にタイムスリップした兵士カイル・リース(ジェイ・コートニー)が、転送先で老いた同型のターミネーターと出会い、共に迫りくる敵と戦う。「ターミネーター:新起動 ジェニシス」は公開中。
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