O・ウィルソン演じる父親が極限状態で迫られる究極の選択 「クーデター」緊迫の予告編
2015年7月13日 10:00

[映画.com ニュース] 海外赴任先の異国でクーデターに巻き込まれ、命を狙われるはめになった家族のサバイバルを描く「クーデター」の予告編が完成した。
支援事業のため、妻と2人の娘を連れて東南アジアの某国にやってきたジャックだったが、到着した翌朝に国を転覆するクーデターが発生。政府の重役は殺害され、無秩序と化した同国で、外国人をターゲットにした容赦ない殺りくが始まる。ジャックは、言葉も通じず土地勘もない異国で、謎の旅行者ハモンドに助けられながら必死の逃走劇を繰り広げる。極限状態に追い込まれるジャックを、シリアスからコメディまで幅広く演じるオーウェン・ウィルソン、敵か味方か不明ながらも、ジャック一家を助けるハモンドを「007」のピアース・ブロスナンが演じている。
予告編は、全編を通して緊迫感が連続する本編のテンションを余すことなく伝える。娘とともに暴徒に捕らわれ、殺されそうになったジャックが、娘を助けるために「自分を殺せ」と暴徒に立ち向かうなど、家族を守ろうとする決死の覚悟が垣間見えるほか、武器を手に暴徒化した群衆と完全武装の警官隊と攻防も盛り込まれ、飛び交う怒号や銃声、街の中でうごめく人々の渦が緊迫感を増幅させる。
実際に東南アジアでロケ撮影が行われており、アジア特有の湿った空気やゲリラ豪雨も取り入れて作りこまれた映像が、異国の地でのサバイバルを盛り上げている。9月5日全国公開。
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