【スター・ウォーズ祭】ファン垂涎、夢の祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション」へ行ってみた!
2015年7月12日 10:00
米ロサンゼルスのアナハイム・コンベンション・センターで4月16日(現地時間)から4日間にわたり開催された、「スター・ウォーズ」の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」は、訪れた世界中の熱狂的なファンを満足させる形で閉幕しました。映画.comも行ってきちゃいました。アナハイムの周辺情報もお届けしちゃいます。
オープニング前日、ロサンゼルス国際空港に降り立ち入国審査に臨んだわけですが、ここで仰天。同イベントの取材で来たむね伝えると、「なんだって!? おまえ、超クールだな。俺の仕事と代わってくれよ!」と握手を求められ、すんなりスタンプを押してくれました。この出来事からも、全米中の人々が「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の公開を待ち望んでいることがうかがえます。
日本の報道陣の宿舎は、会場となるアナハイム・コンベンション・センターに隣接するヒルトン・アナハイム。エントランスのあちらこちらに、気の早いファンたちが思い思いのコスプレに身を包み、ホテルマンたちと談笑しています。2メートル以上もあるチューバッカになりきった男性は、リアリティにこだわり過ぎたことが災いし、頭部がエレベータ上部にぶつかり出られなくなるハプニングに見舞われていましたが、周囲の人々が爆笑しながら脱出を手伝っていました。ベルボーイに話を聞いてみたところ、普段であれば警察に通報するレベルだそうです。
肝心のイベントですが、4日前から並び続けるつわものの姿も。先頭に陣取っていたのはノースカロライナ州在住の女性でしたが、後続のいかつい兄ちゃんたちが先頭になれなかったことを子どものように悔しがっていた姿が印象に残っています。夜になると、主催サイドの配慮からファンは会場の一角に移動。午後10時を過ぎたころ、その会場に宅配ピザのバイクが大挙としてやってきました。徹夜組の存在を知ったJ・J・エイブラムス監督から、とんでもない量のピザが差し入れられたのです。この粋な計らいにより、ファンのボルテージは一気に上がり、前夜祭の様相を呈したことは言うまでもありません。
イベント初日の“特報第2弾”お披露目を皮切りに、4日間があっという間に過ぎ去った「スター・ウォーズ・セレブレーション」。会場がとにかく広い。そして、映画.comでは読者の皆さまへのプレゼント用に大量のグッズを購入したのですが、限定グッズ売り場の長蛇の列は、心が折れてしまうレベルでした。他にも物販エリアはありましたが、限定グッズは初日に購入しないとほとんどが売り切れてしまうと事前情報をつかんでいたため、並びましたよ、3時間。朦朧(もうろう)としながら会計を終えると、長い列は三重に連なり、入場制限されるまで延びていました。ワンテンポ遅れていたら、万事休すでしたね。
また、ジェダイ・アカデミーのイベントは秀逸でした。ちびっ子たちにフォースの訓練を行う趣旨で毎日行われていたのですが、連日の大盛況。このイベントは、世界中のどの都市で開催されても人気を呼ぶことでしょう。一方、ライトセーバー協会によるデモンストレーションは、心意気は素晴らしいですが、内容は語るに及ばず……とだけお伝えしておきます。
会場周辺ですが、治安は非常に良いです。ただし、レストランはアメリカンなものが主流で、ハリウッド界隈のような豊富なバリエーションは期待できません。その中にあって、日本人が喜ぶお店を2店舗ご紹介しておきます。タクシーでの移動が必須になりますが、コスタメサにあるラーメン店「山田屋」。豚骨ラーメンが中心ですが醤油と塩もあり、サイドメニューも揚げ出し豆腐やポテトサラダ、鳥の空揚げなど居酒屋と見まごうラインナップは嬉しい限り。ただし、麺の固さは選べませんので悪しからず。
もう1店舗は、ダウンタウンディズニー内にある「Catal Restaurant and Uva Bar」。1階は軽食中心ですが、2階ではスペイン料理をベースにした本格的な食事がゆったりと味わえます。日本でもなじみ深いパエリアは美味で、種類が豊富なワインとの相性も抜群です。
なお、次回の「スター・ウォーズ・セレブレーション」は、2016年7月15~17日に英ロンドンで開催されることが決定しています。
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