「ちびまる子ちゃん」が23年ぶり映画化 清水市を飛び出し、大阪・京都へ旅行
2015年7月10日 10:18

[映画.com ニュース]さくらももこ氏の人気漫画が原作のテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」放送25周年を記念し映画化され、12月23日に劇場公開することが決定した。同作の映画化は1992年の「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」以来23年ぶり。新作映画はさくら氏が脚本を担当し、まる子が清水市を飛び出し、作品史上初めて大阪・京都へ旅行する物語となる。
原作は累計発行部数3200万部(2015年7月現在)の大人気コミックで、小学生のまる子をはじめとするさくら一家、そして友達や近所の人たちが繰り広げるシュールかつユーモラスな日常のエピソードをつづる。1990年に放送開始したテレビアニメは、テレビアニメ視聴率歴代1位の39.9%(ビデオリサーチ調べ)の記録を持つ。放送回数1100回を超えた日本を代表する長寿アニメ作品となり、現在も「サザエさん」に次ぐ、アニメ作品としては第2位の高視聴率を誇る。
さくら氏は「皆様の温かい御声援に支えられ ちびまる子ちゃんはアニメ25周年を迎えました。感謝の気持ちでいっぱいです。心を込めて映画の脚本を書きました。笑いあり 涙あり、切なさありの25年目のちびまる子ちゃんを楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
まる子の町に、世界5カ国から子どもたちがやってくる。個性豊かなお友達にクラスのみんなは興味津々。まる子の家にもイタリアからきた男の子が滞在することになる。さらに、クラスメイトと一緒に清水の町を飛び出し、大阪・京都など、初めての町を訪れる、まる子達のてんやわんやの旅を描く。
「映画ちびまる子ちゃん」は12月23日全国公開。
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