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内野聖陽、日本・トルコ合作「海難1890」撮了に感無量!両国首脳からメッセージも到着

2015年7月9日 15:58

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日本・トルコの友好125周年を記念した映画
日本・トルコの友好125周年を記念した映画

[映画.com ニュース]日本・トルコの友好125周年を記念し、両国の合作で製作された映画「海難1890」のクランクアップ会見が7月9日、都内で行われ、主演の内野聖陽をはじめ共演の忽那汐里夏川結衣宅間孝行永島敏行田中光敏監督、トルコ俳優ケナン・エジェが出席した。

1890年9月、和歌山県串本町大島の沖合で沈没したトルコの軍艦エルトゥールル号の救助活動から始まった、両国の友好関係を描く。エルトゥールル号の乗組員は、地元住民の懸命な救助活動により69人が生還。その95年後、イラン・イラク戦争が勃発した際にはトルコが救いの手を差し伸べ、イランの中心都市・テヘランで孤立した邦人215人の国外脱出を支援した。

乗組員の介抱にあたった医師・田村元貞役の内野は、クランクアップに感無量の様子で「東の日本と西のトルコが、こんなにも友情があるということ自体が奇跡だと思います」としみじみ。そして「(エルトゥールル号海難事故当時)医者たちの心意気や、目の前の人を助けたいという良心が確実に存在した」と熱く語り、「その奇跡の裏には(良心が)確実にあって、他者を思う気持ちや、家族を思う気持ち、シンプルなものが彼らを突き動かしたんだと思う。そういうものがこの作品を通して、日本とトルコだけではない、世界中の人たちに伝わったら素敵だなと思う」と呼びかけた。

さらに内野は、「トルコでは(事故を)小学5年生の教科書に載っているくらいで、みなさん歴史的な事件ととらえ、それゆえに日本人に対して信頼していると聞いた。逆に日本人は知らないなと思い、これはいい機会。この作品は映像記録として残っていく宿命だと思う」と胸を張る。劇中の「エルトゥールル号編」と「テヘラン救出編」でキーパーソンを演じたエジェも、「ちゃんとこの話を次世代に伝えていかなければ。戦争の話より、こういう平和の話のほうが大事だと思っています」と力強く訴えた。

また国家級のプロジェクトというだけに、両国首脳からのビデオメッセージが届けられた。トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「この映画が、両国民の心と心の絆をさらに強いものにし、これを継承する次世代の歩む道を照らすものになることを祈念します」と真摯にコメント。安倍晋三首相も、「両国が力を合わせて製作する本映画により、両国民の感動と共感が生まれ、さらに友好が深まることを期待しています」と感謝の念を示した。

海難1890」は、トルコで先行公開されたのち、日本では12月5日から公開。

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