米ワーナー、スタジオツアーを拡大 7月16日から新装オープン
2015年7月7日 06:00
[映画.com ニュース] 米バーバンクに拠点を置くワーナー・ブラザースが、スタジオツアーを一新したとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同社がロンドン近郊で展開するハリー・ポッター・スタジオツアーの成功に刺激され、1300万ドルを投じてバーバンクのスタジオにアトラクションや展示を増やしたという。ワーナーは1973年にスタジオツアーを開始。同スタジオで製作される映画やテレビの裏側を見学するスタジオツアーの初年度の動員数はわずか6000人だったが、14年には動員30万人を記録し、年間3000万ドルの収益をもたらしている。
大作映画は他州で撮影されることが多いものの、テレビドラマブームの影響で、同スタジオでは現在14番組の収録が行われている。ツアー参加者の半数は外国人で、中国、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジルからの旅行者が多いという。動員数を増やすため、ワーナーは新たにステージ48と呼ばれる施設を建設。インタラクティブ形式のアトラクションを設置し、「マン・オブ・スティール」などの作品で実際に使用された衣装を展示している。
所要時間2時間の「ワーナーブラザース スタジオツアーハリウッド」の参加料は62ドルで、7月16日から新装オープンとなる。