有村架純、「海に降る」で連ドラ初主演!潜水調査船パイロットに
2015年7月5日 05:00

[映画.com ニュース] 人気若手女優・有村架純が、「海に降る」で連続ドラマに初主演することがわかった。ドラマ「夜行観覧車」の演出を手がけた山本剛義監督が、朱野帰子氏が神秘と恐怖が混在する深海を描いた同名小説を映像化。有村は、亡き父の遺志を継いだ有人潜水調査船「しんかい6500」の日本人初女性パイロット役に挑戦する。
有村は、本作のテーマである海洋研究が「日本や世界の未来」を担っていると説明し、「この作品の背負っているテーマは、すごく大きなもので本当に身が引き締まりました」。そして、初の連続ドラマ主演に「不安や戸惑いはありますが、男社会の厳しい環境の中で立っている深雪のように、 私も甘えることなく、強くたくましく演じられたら」と気を引き締める。
ドラマは、「JAMSTEC(海洋研究開発機構)」のしんかい6500に搭乗することになったパイロット候補生・天谷深雪があこがれ、恐怖を抱えながら深海の世界に足を踏み入れる。深雪を演じた有村は「未来を担っている機関、JAMSTECのことを沢山知って頂きたい」と熱を込め、「『自分の夢』や『世界の未来』のような、まだ見ぬ先のみなさんの希望を、改めて見直す機会になってくれたら嬉しいです。 キャスト・スタッフ全員で力を合わせて素晴らしい作品をつくっていきます」と意気込んでいる。
メガホンをとった山本監督は「今、一番輝いている女優の一人である有村架純さんと脇を固める豪華な俳優陣がどんな化学反応を見せてくれるか僕自身楽しみであり、良い意味で緊張しています」。原作者の朱野氏も、「実はドラマ化のお話をいただいたときから『深雪が有村架純さんだったらいいな……』とだいそれた野望を抱いておりました。愛らしさと、凛々しい雰囲気とが同居している感じが、本物の<しんかい6500>の女性パイロットの方と似ているな、と思っていたからです。なので、有村さんに決まったとうかがったときは心のなかでガッツポーズをとってしまいました」と満足げだ。
撮影は、JAMSTECの全面協力のもと、2014年に完成25周年を迎えたしんかい6500をはじめとした潜水船、研究船で敢行され、深海や最先端の海洋科学技術をリアルに映し出す。さらに、ドラマ初となるしんかい6500に搭乗しての深海撮影が行われ、沖縄本島近海の水深1500メートルの世界を収めた。全編4K収録で深海の美しさを追求し、フルハイビジョン画質で放送する。
深海に挑んだ山本監督は、「普段目にすることのない『深海の世界』をこの作品を通じて少しでも体感して頂き、『しんかい6500』に関わる研究者、パイロット、運行チームの人間ドラマをうまく切り取っていきたいと思います」と話す。「『深海の世界』に挑む研究者やパイロットの純粋な思い、それを支える人々の思いや葛藤、『深海の世界』は遠い場所かもしれませんが、それに関わる人々はとても身近で人間臭く様々なドラマが詰まっています。今回は4Kで撮影しています。『深海と宇宙はつながっている』この作品の大きなテーマです。ぜひ体感してください」とアピールしている。
連続ドラマW「海に降る」は、10月にWOWOWで放送予定。
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