天海祐希&サンドラ・ブロック「ミニオンズ」LAプレミアでご対面!真田広之の出演も発表
2015年6月30日 08:00

[映画.com ニュース] 3Dアニメーション映画「ミニオンズ」で大悪党スカーレット・オーバーキルの日本語吹き替え版キャストを務めた女優の天海祐希が6月27日(現地時間)、同作のロサンゼルスプレミアに出席し、英語版でスカーレット役を担当したサンドラ・ブロックと対面を果たした。さらに、国際派俳優として活躍する真田広之も出席し、日本語吹き替え版でナレーションを務めることが発表された。
この日はミニオンカラーにちなんだイエローカーペットが会場を彩った。真田は英語版でもボイスキャストを務めており、「僕がスモウレスラー役で、こちら(天海)が日本のスカーレットです」と、スカーレットの夫ハーブ役のジョン・ハムとブロックに自己紹介。和やかなムードの中、ブロックは「吹き替えは楽しかった? いつも不機嫌で意地悪な感じでいられるのって楽しいわよね(笑)。私は結構好きだったわ」と、握手しながら天海に話しかけた。
背中の大きく開いたラルフローレンの赤いロングドレスに身を包んだ天海は、「世界的に有名で素晴らしい女優さんなのに、フランクに話してくれて、温かく迎えてくれたのでとても嬉しかったです」と大喜び。新キャラクター、ティナ・ネルソン役を声を担当した子役の藤田彩華ちゃんに「今のうちから英語をしっかり勉強していたら、海外の映画にも出演できるかもしれないですね! こっちに住んでみたらどうですか?」と提案するひと幕も見られた。
一方、英語版と日本語吹き替え版で“1人2役”に挑戦した真田は、監督とプロデューサーから突然オファーが舞い込んだことを明かし、「悪党スモウレスラー役に関しては、英語で出演するのは初めてですし、まさかこういう役が自分にくるとは思っていなかったので驚きました。あと、日本人の役だから日本人に声をかけてくれたというのが嬉しくて」と心境を吐露。アニメーション作品で声優を務めるのは、1985年の「カムイの剣」以来30年ぶりとなるが、「ナレーションに関しても、アニメーションの声の吹き替えは本当に久しぶりだったので嬉しかったです」と喜んだ。
そして、黒いドレスにサングラス姿で登場したブロックは、里親家庭や施設で育つ若者たちを支援するチャリティ・オークションのためにルパート・サンダーソンがデザインしたミニオン仕様のハイヒールを着用。前日、米国全州で同性婚が事実上合法化されたことを受け、「正面から立ち向かえば、今後も必ずいい結果が出るはずだわ」とコメントを寄せる一方で、ミニオンのボスになった感想は「私の日常とあまり変わらないわね。私は常にボスだから!」とおどけてみせた。
「怪盗グルー」シリーズの人気キャラクター、バナナが大好物な黄色の生物ミニオンを主人公にした物語。仕えるボスがいなくなり生きる目的を失った仲間たちを救うため、ケビン、スチュアート、ボブが最強最悪のボスを探す旅に出る。日本語吹き替え版には、天海、真田、彩華ちゃんのほか、「バナナマン」の設楽統と日村勇紀、声優の宮野真守、ミュージシャンのLiSAらが参加する。7月31日から東京・TOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。
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