長谷川博己「ラブ&ピース」での演技を「やりすぎた」と後悔?
2015年6月24日 20:40

[映画.com ニュース] 長谷川博己が主演し、園子温監督がメガホンをとった映画「ラブ&ピース」の完成披露試写会が6月24日、都内で行われ、長谷川と園監督をはじめ共演の麻生久美子、西田敏行が舞台挨拶に立った。
ロックミュージシャンの夢破れ、恋心を抱く同僚・裕子に話すこともできずにくすぶるサラリーマン鈴木良一が、一匹のミドリガメ「ピカドン」に出合ったことから、人生を変えていくさまを描く。ロックミュージシャン役に初挑戦した長谷川は、今作の感想を聞かれ「ちょっと自分の演技がやりすぎたという後悔がありました」と苦笑い。すると園監督は、「今までにない長谷川君が、カラを破りすぎた、何枚も破って、普通は5年くらいかかるところをたったの1秒で破り捨てた。凄まじい演技です」と絶賛し、フォローを忘れなかった。
また長谷川は、映画では劇中歌「ラブ&ピース」を披露している。これに麻生は、「前にバンドをやられていたんじゃないかと思うくらい上手で、パフォーマンスもすごい。かなわないなと思いました」と脱帽。西田も長谷川の役者魂を称賛し、「ひろちゃん(長谷川)とはウマが合う。すらっとしていますがなかなか熱いものがあって、意欲に燃えていますから。自分のなかにあったエネルギーが喚起されて、飲んでしゃべっている時に、楽しかったですね。一見して、そう見えないですよね、青白い感じで」とユニークに明かしていた。
また今作は、4月に行われた第5回北京国際映画祭の、「天壇奨(Tiantan)」コンペティション部門に出品。現地入りした長谷川は「中国で上映できるということはまず幸せだと思いましたし、温かくしてくださって、映画のようなあったかい雰囲気に包まれた劇場でした」と、スタンディングオベーションが起こったという劇場の反応を振り返った。一方の園監督は、中国での長谷川の人気に触れ、「道中の中国人の女性ガイドが、『長谷川君はどこにいるんですか』と。全然僕には無関心です。『このバスには乗っていないんだ』と(わかると)、それ以後無口になっていました」とぼやき、客席を喜ばせていた。
最後のフォトセッションでは、園監督の計らいにより、観客の写真撮影が許可された。約300人のファンは大盛り上がりで、西田は「(公開日の)27日には、切符買って見に来てね!」とアピールしていた。映画「ラブ&ピース」は、6月27日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
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