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市原隼人、初MX4Dを女子高生30人と満喫!「映画ってこんなに楽しい」

2015年6月23日 20:20

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“アトラクション型映画鑑賞”MX4Dを 初めて経験した市原隼人
“アトラクション型映画鑑賞”MX4Dを 初めて経験した市原隼人

[映画.com ニュース] 俳優の市原隼人主演の映画「極道大戦争」のMediaMation MX4D(MX4D)版完成披露試写会が6月23日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、市原と三池崇史監督が、女子高生約30人とともに鑑賞した。MX4Dは、映画のシーンに合わせて客席シートが大きく動くだけではなく、風、水しぶき、香り、振動など11種類の特殊効果が体感できる「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現するシステム。邦画では同作が初めて本システムを採用した。

以前から同作を女子高生に見て欲しかったという三池監督は、「前にAKBに見せたら大変なことになっちゃって。申し訳ない」と「悪の教典」(2012)プロモーション時を振り返って苦笑い。「(宣伝側に)要求はしたんだけど、まさか本当になるとは」と頭をかいていた。上映が始まると、女子高生たちは血しぶきとともに噴射されるミストに叫び声をあげ、劇中のアクションとともに揺れる座席にしがみつくなど大盛り上がり。その様子に市原も三池監督も大満足の様子で、一緒に笑い声を上げていた。

上映後に「映画ってこんなに楽しいものなんですね!」と興奮気味で語った市原は、「映画館で初めて腹抱えて笑いました。4D本当にすごい。こんな風に見られる日が来ると思っていなかったです」と目を輝かせた。一方の三池監督は、「皆よく頑張った(笑)」と女子高生たちをねぎらい、「自分で作っておいて、最高に楽しかったですね」と満面の笑みを浮かべた。

さらに市原は、女子高生たちに「この職業ってなくてもいい職業。だからより情熱を込めなくちゃいけない。役者は裏方で、花形を歩くのはお客様だと思っている」と俳優業への思いを熱く伝えた。一方の三池監督も、「今日見てくれた高校生の皆さんの反応が自分たちが作る映画を変えていくと思う。やっぱり映画を作るのっていいなと改めて思いました」と真摯に語っていた。

極道大戦争」は、“ヤクザバンパイア”に噛みつかれた人間は、ヤクザ化してしまうという異色の世界観を描いたオリジナル作品。MX4D版は東京・TOHOシネマズ新宿で6月26日から公開。

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