園子温監督「ハチ公像」増やして警官出動!? 「虎影」トークショーで暴露
2015年6月22日 14:45

[映画.com ニュース] 斎藤工の主演映画「虎影」の公開記念トークイベントが6月21日、東京・新宿武蔵野館で行われ、メガホンをとった西村喜廣監督、20年来の盟友である園子温監督が出席。この日の早朝、両監督は渋谷・ハチ公前でアートパフォーマンスを行い、警官が集まる騒動になっていたことが明かされた。
2人は学生時代からの付き合いだといい、現在では公私にわたる関係が続いている。「虎影」を鑑賞した園監督は、「面白かったよ」と称賛。実写版「進撃の巨人」の特殊造形プロデューサーを務めるなど、過激でリアルな特殊造形が持ち味の西村監督だが、今回映画倫理委員会(映倫)の審査を念頭に、誰もが鑑賞できるように過激な描写を抑えて製作した点にも触れ、「あえて西村テイストを封印して頑張っていた」と評価した。
しかし、ここから徐々に話題は作品から脱線。前日に「虎影」が封切られ、「今朝の2時まで飲んでいた」という西村監督は、「そのまま渋谷に6時に集合した」。その理由は、園監督が仕掛けた「ハチ公を増やす」というアートパフォーマンスのため。路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」主宰の園監督は、6月26日から開催される自身の個展を前に、20年以上前に西村監督と共に行ったハチ公像の横に西村監督作のハチ公像を並べるというパフォーマンスを再現した。さらに園監督は、西村版ハチ公像を渋谷駅前の交番前に設置。しばらくして警官が複数集まり、事情を尋ねられたと語った。
園監督は、警官に「(像を持って帰る)帰りがけに疲れたから(一時的に)置いただけ」と言い訳し、「嘘つけ」と突っ込まれたと明かす。一方の西村監督は、園監督が「『新宿スワン』が公開中止になったらヤバい! と言っていた(笑)」と証言。公開作が複数控える園監督は、「上映中作品や待機作がある時は控えめにした方がいい(笑)」と反省の色を見せ、会場は笑いに包まれた。
映画は、人気絶頂の斎藤を主演に迎えた忍者アクション。かつて最強の忍と恐れられながら、いまは妻子と静かに暮らす虎影(斎藤)が、家族を人質にとられ再び戦乱に身を投じるさまをアクション満載で描く。
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