新鋭Yuki Saito監督、長編で勝負!京都&パリ舞台にした新作イン間近
2015年6月6日 05:00

[映画.com ニュース]新鋭Yuki Saito監督が6月5日、メガホンをとった「あのときのFlavor...」が兵庫・OSシネマズ ミント神戸で開催中の「2015年 神戸三宮映画祭」で上映され、舞台挨拶に立った。
今作は、夢なかばでニューヨークから帰国した娘が、疎遠になっていた父と10年ぶりに再会し愛を確かめ合う物語。高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年間にわたり映画を学んで帰国したSaito監督は千葉県成田市出身。今作の撮影も同所で行われたといい、「主人公のみさきちゃんはブロードウェイで女優になるために10年間もがいて帰国する。僕もハリウッドから帰ってきたので、半分くらいは実体験をまじえています」と語った。
今作には芦名星が主演し、両親役を奥田瑛二と宮崎美子が演じている。ベテラン2人の演技には最敬礼の様子で、「奥田さんは3つしかセリフがないけど、存在感を醸し出していて背中で語ってくださった。最初から奥田さんをイメージしていたので、手紙を書いて何度もアタックした」と粘り勝ちだったことを告白。宮崎に対しても、「うちの母をモチーフにしています。地元が舞台だったので、服も借りたくらい。演出という演出はしていません。『そのままいてください』とお願いしました」と思いを馳せた。
現在は長編の新作を準備中だそうで、「ずっと短編や広告、MVなどをやってきましたが、岩井俊二監督、本広克行監督みたいにあこがれの監督になりたい。京都とパリを舞台にしていて、7月中旬からインします。勝負作です!」と意欲をみなぎらせた。
「2015年 神戸三宮映画祭」は、6日まで開催。
フォトギャラリー
関連ニュース
史上初対談が実現! 「Love Letter」岩井俊二監督×「東京日和」竹中直人監督、お互いの作品や中山美穂さんの思い出を語る
2025年12月1日 10:00
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ