マメヒコピクチャーズ最新作「ゲーテ診療所」始動、新しい参加型映画
2015年6月4日 07:00

[映画.com ニュース] クリエイターや女性に人気の東京・三軒茶屋、渋谷などに店舗を構える「カフェ マメヒコ」は、2012年より“マメヒコピクチャーズ”としてカフェを舞台にした映画を制作しているが、その最新作「ゲーテ診療所」が始動、8月よりクランクインする。監督・脚本はカフェ マメヒコ店主の井川啓央氏が手がける。
マメヒコピクチャーズは、12年に第1作「紫陽花とバタークリーム」、13年に第2作「さよならとマシュマロを」を制作。2作品とも井川氏が監督・脚本を務め、田口トモロヲが主演し、キムラ緑子、田村泰二郎、木野花らが共演。店と常連客らで一緒になって制作している新しい参加型の映画だ。
3作目となる「ゲーテ診療所」は、宇田川町店で定期上演している劇「ゲーテ先生の音楽会」を映画でリメイクするもの。同劇は、「歌と音楽と演劇を組み合わせたものをカフェでやりたい」と、バリトン歌手である増原英也が企画したところからスタート。ドイツの文人ヨハン・ボルフガング・フォン・ゲーテの「言葉」を口にし、診療の最後には患者に歌を歌わせる博識な診療内科医ゲーテ先生が主人公で、14年のクリスマスと、今年のゴールデンウィークに宇田川町店で食事付きで上演(2時間半)し好評を博した。
映画でもゲーテ先生を増原が演じ、そのほかキャストは7月に発表される。撮影期間は8月~10月を予定しており、10年に開園した北海道・千歳の豆農園「ハタケマメヒコ」、渋谷マメヒコ公園通り店ほかでロケを行う。12月末完成、来年1月から宇田川町店で上映予定となっている。
なお今回は、国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery(モーションギャラリー)」で、制作費の支援金を募り、映画制作に参加する機会を提供。支援者には各種特典も用意されている。目標金額は総制作費の半分の250万円で、主に撮影機材代として使用される予定。
井川氏は、テレビディレクター、番組制作会社代表を経て、05年東京・三軒茶屋に「カフエ マメヒコ」を開業。その後、渋谷に公園通り店、宇田川町店を開店。また10年に北海道に豆農園「ハタケマメヒコ」を開園。マメヒコで使う大豆や小豆を栽培している。「マメヒコピクチャーズも毎回、続けていくことで、いつも新しくて大きな困難にぶつかりますが、それを乗り越えてこられるのは、新しい出会いがあるからです。このクラウドファンディングを通して、新しい出会いがあることを、とても楽しみにしています」としている。
ミニシアターの閉館が相次ぎ、小さな映画を発表する場が減っている中で、カフェがそういった作品の新たな上映の場となっていくのか。また、そこの店主と客が一緒になって映画を制作するという取り組みが、新しい才能の発掘と育成にもつながっていくのか、今後の展開に注目したい。
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