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AKIRA&竹内力「マッドマックス」ジャパンプレミアでジョージ・ミラー監督に最敬礼

2015年6月4日 22:45

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大歓声を浴びたAKIRA、ミラー監督、竹内力(左から)
大歓声を浴びたAKIRA、ミラー監督、竹内力(左から)

[映画.com ニュース] 30年ぶりに復活した伝説的アクションシリーズの最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のジャパンプレミアが6月4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催され、シリーズ生みの親であるジョージ・ミラー監督、日本語吹き替え版で主人公マックスを担当したEXILEのAKIRA、敵役イモータン・ジョーを担当した竹内力がカーペットウォークと舞台挨拶に出席した。

ジョーの軍団のシンボルである「スカル(ドクロ)」が大きくデザインされたアリーナを練り歩いた3人は、大歓声のなかを握手やサインに応じるなどファンサービス。試合のために出席できなかった真壁刀義(ジョーの息子・エレクタスの声を担当)に代わって新日本プロレスのプロレスラー、天山広吉小島聡永田裕志中西学がカーペットゲストとして登場し、同じくゲストの土屋アンナ高橋メアリージュン、叶姉妹らとともに会場を盛り上げた。

舞台挨拶に立ったミラー監督は、約15年がかりで完成させた渾身作の日本披露に、「トラブルに次ぐトラブルで、本当に何度も何度も倒れては立ち上がってきた作品を、こうして日本に持って来られて、ここに立つことができて本当に嬉しい」と感無量。AKIRAは「とにかく『マッドマックス』の名に相応しい、文字通りアドレナリンMAXな映画。心も体も揺さぶられる」、竹内は「自分が15、16歳の時に第1作を見て、マックスの上下黒のレザーの姿に憧れた思い出深い作品。そんなシリーズに、少しでも関われたことが光栄です」と監督を称えた。

「アフリカの砂漠で130日間、毎日毎日スタントばかりを撮っていた。ポールにぶら下がって走る車の間を飛び交うことも、凶悪なマシンも、クラッシュして粉々になるシーンも、全部リアルに撮った。CGは砂嵐で使っただけだよ」という監督の解説に、竹内は「マジかよ! CGじゃねえんだ!!」と雄叫びを上げ、会場を爆笑に包んだ。

これから本編の鑑賞に臨む観客を前に、「Get ride(さあ、乗ってくれ)」と言葉を送ったミラー監督。「ぜひ映画の世界を楽しんでください」と挨拶を結んだ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、水も資源も枯渇しかけた近未来の荒野を舞台に、ひとり旅を続ける孤高の男マックス(トム・ハーディ)が、イモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)の凶悪な帝国から脱出を図る女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)と出会ったことから、壮絶な戦いに身を投じていく姿を描く。全世界40カ国で週末興収ランキングNo.1ヒットを獲得、全米有力批評サイト「Rotten Tomatoes」で今年最高となる98%の支持を得たことでも話題を集めている。6月20日から全国公開。

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