綾野剛、山田孝之のメイクにツッコミ「ざわちんが来ました」
2015年5月30日 14:31
[映画.com ニュース] 俳優・綾野剛の主演作「新宿スワン」が5月30日、全国320スクリーンで公開初日を迎え、綾野をはじめ共演の山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介、金子ノブアキ、深水元基、山田優、園子温監督、脚本の鈴木おさむ、山本又一朗プロデューサーが東京・TOHOシネマズ新宿での舞台挨拶に出席した。
21日に行われたイベントで、タレントのざわちんがモノマネメイクを披露したことを受け、山田(孝)はマスクを着けて登場。綾野は、このセルフパロディを「山田孝之が来られなくて、ざわちんが来ましたが、やっぱり似ていますね」と評し、水を向けられた山田(孝)は「ごめんなさい、声はわからないんですよね。モノマネして頂いて、したいと思ったんですけど。今日は山田孝之です」と挨拶した。
映画は、和久井健氏の人気コミックを実写化し、眠らない歓楽街・歌舞伎町で繰り広げられるスカウトマンたちの争いを描く。これまで数多くのプロモーションを経ており、座長として駆け抜けた綾野は「自分にとってもこん身の一作になったのは間違いない。共演者が共犯者になってくれて、キャスト・スタッフに支えてもらった。走り抜いてよかったし、今日この日を迎えられて改めて感謝です」と感慨深げに話した。
さらに綾野は、キャスト陣の奮闘に最敬礼。特に沢尻に対しては「この10年間で一番かわいい沢尻エリカが出てきます。エリカ様ではなく、エリカちゃんです」とほめちぎった。一方で、「(主役級の)4番バッターが集まってくれた」と感謝したが、山田(孝)が「野球詳しくないからわかんないけど、俺は4番ではないよ」と否定し、伊勢谷が「あとでTwitterに載せるから」とiPhoneで自撮りし始めたため、綾野は「皆、本当に自由……」と困惑顔だった。
また舞台挨拶前には、5月30日が「ごみゼロデー」ということもあり、綾野と園監督がミラノ座前でゴミ拾いを敢行。街の掃除を行う「green bird」や、歌舞伎町のホストを中心とするボランティア団体「夜鳥の界」、園監督がふるさと大使を務める愛知・豊橋市の人々ともに清掃し、綾野は「皆様が足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事、大変清々しい気持ちでいっぱいです。この運動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」とコメントを寄せた。
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