映画「みんな！エスパーだよ！」撮影快調　染谷「頑張るに！」真野「パンチラ頑張るに！」

若杉公徳氏の人気漫画を原作に、突然エスパーとしての能力に目覚めた童貞高校生の嘉郎と周辺を取り巻くエスパーたちが繰り広げるドタバタ劇をコミカルに描く。報道陣を出迎えたのは園監督、染谷、真野、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、神楽坂恵、安田顕というレギュラー陣で、さらに劇場版からの参加で、ドラマでは夏帆が演じたヒロイン・美由紀役をオーディションで勝ち取ったカリスマモデルの池田エライザも出席した。

4月30日にクランクインした撮影は、間もなく折り返し地点を迎える。この日は、マキタスポーツ演じる永野がマスターを務める喫茶シーホースにエスパーたちが集い、パーティを開くシーンが撮影された。ドラマ版から2年を経て、故郷でもある東三河に凱旋した園監督は、「勝手知ったる故郷ですからモチベーションが上がります」と説明。さらに「僕も故郷にいる間は童貞だったので、嘉郎の気持ちがこの風景の中でよりしっくりと来るんです」と語る。

染谷は、久々の東三河での撮影を「（地元の人々が）非常に協力的で、無茶なことをやらせていただけてありがたいです。散歩をしたり、路面電車に乗ったりして気分がいいです」と笑顔を見せる。エッチな妄想が頭を占める嘉郎役に関して、ドラマ版との違いや劇場版での苦労を問われると「違った大変さは、特にないです（笑）。いつも通りですね。ただひたむきに頑張る少年なので、ひたむきに頑張ります！」と語り、「頑張るに！」と三河弁で意気込みを口にした。

真野は、この日も短いスカートの制服姿で登場。「ドラマではパンチラが話題でファンが喜んでくれたんですが、（劇場版で）大きなスクリーンにパンチラが映るというのは複雑な気持ちです（笑）」と漏らしながらも、「パンチラひとつにいい大人たちがこんなに全力で頑張っているというのが楽しい現場です。終わる頃には寂しくなると思います。最後までパンチラ頑張るに（笑）！」とこちらも三河弁で力強く語った。

安田からは染谷、真野らに「ドラマから2年経って、彼らも学生服を着られるのはギリギリです」とツッコミが入れられた。染谷は元旦に入籍したこともあり、マキタスポーツから「家では“夫”役をやっているということで！」とイジられたが、「役じゃないし！　制服が着られるうちは面白いのでやっていきたいなと思っています」と飄々と語っていた。5月25日にオールアップ予定。「映画　みんな！エスパーだよ！」は9月4日公開。