城田優、「明烏 あけがらす」で映画OP曲を初作詞!“ドンペリダンス”も披露
2015年5月9日 22:20
[映画.com ニュース] 俳優・城田優が、出演映画「明烏 あけがらす」のオープニング曲の作詞を手がけていることがわかった。城田が映画楽曲を作詞するのは初めてで、「(撮影現場で)『ちょっとこのあとドンペリを出すときのコールがあるから踊って歌ってほしいんだよね』と言われて、その場で考え、歌って踊ったものが、本当にオープニングテーマになりました(笑)」と振り返っている。
菅田将暉が主演し、ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督がメガホンをとった本作。「明烏」「品川心中」など古典落語の演目をベースに、場末のホストクラブで繰り広げられるシチュエーションコメディを描いた。菅田や城田のほか、若葉竜也、ムロツヨシ、佐藤二朗、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文らが共演している。
オープニング楽曲は、本編用に作られたものが流用された経緯があり、そのシーンは城田演じるアオイと、柿澤扮するレイが「ドンペリダンス」を踊るというもの。城田が30分ほどで完成させたという楽曲にのせ、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」でロミオ役を経験した2人による、贅沢なワンシーンが誕生した。
そんな楽曲について、城田は「ホストのチャラさを出しながら、『明烏、あけグラス』と韻(いん)を踏んで響きのいいように作ってみました。実際に映画を見てオープニングテーマの曲を聞いた時には、まさかこんな風になるなんて! と、自分でもミラクルに驚いています」とコメントを寄せている。
また、このほどオープニング映像がお披露目。本楽曲にのせ、登場人物を紹介するスタイリッシュな仕上がりとなっている。「明烏 あけがらす」は、5月16日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。