塚本晋也監督「野火」ライブハウス上映イベント開催決定 石川忠&中村達也のセッションも
2015年5月7日 17:00

[映画.com ニュース] 鬼才・塚本晋也監督の最新作「野火」をライブハウスの大音響で上映する「『野火』爆激上映&轟音ライブイベント」が7月1日、東京・渋谷WWWで開催されることが決まった。当日は映画の上映のほか、トークショーやライブセッションも行われる。
大岡昇平氏の同名小説を映画化した「野火」は、第2次世界大戦末期、フィリピン・レイテ島に取り残された日本兵の壮絶な逃避行を通し、自然の大きさや戦争の脅威を描いた作品で、塚本監督が自ら主演を務めている。昨年9月の第71回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されてワールドプレミア上映されており、日本では7月25日から満を持して劇場公開を迎える。
今回のイベントでは、ライブハウスの壁一面のスクリーンと巨大スピーカーによるごう音を用いた上映で、これまでになかった鋭利な臨場感を作り出す。塚本監督は「(日本公開に向けた)打ち上げ花火にふさわしいイベントになります。壮大な自然の空気と戦場の臨場感を大音量で体験していただきます。これまでの中でもっともソリッドな『野火』の上映です」と自信をのぞかせている。
さらに、塚本監督と出演しているリリー・フランキーによるトークショーや、塚本映画の音楽に欠かせないメタルパーカッショニストの石川忠と、塚本監督作「BULLET BALLET バレット・バレエ」で俳優デビューし、「野火」でも強烈な存在感を放っているドラマーの中村達也による初のセッションも開催。同ライブセッションについて、塚本監督は「鉄とドラム。激しい火花を散らします。誰もが想像し得なかった、僕もびっくりの前代未聞のコラボレーションです。『野火』の門出にふさわしい怒とうの一夜のなること間違いなしです」と話している。
7月1日午後6時開場、6時30分開演。チケットはe+にて5月8~10日先行販売。5月16日からe+、チケットぴあ、ローソンチケットにて一般販売。価格は前売り3800円、当日4300円(ともに税込み/ドリンク代別)。
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