忍足亜希子新たな決意「ろう者の“肩書”取って1人の女優として何でも挑戦する」
2015年4月26日 13:45
出演者がすべてろう者で、セリフや音楽は一切なく全編手話のみでつづられる衝撃作。カンヌ映画祭・批評家週間でグランプリを含め3冠に輝くなど世界各国の映画祭で受賞を重ねており、同じ障害を持つ忍足は「本当に驚いた。役者も皆素晴らしく、同じろう者としてうれしい。ウクライナの毎日の生活が垣間見えたことも良かった」と感想を述べた。
3月に来日した主演女優のヤナ・ノビコバとも、国際手話のできる通訳を介して対談。「私は女優になろうとは思っていなかったけれど、彼女は小さい時から夢見ていて、母親に無理と言われてもあきらめなかった。素晴らしい」と称えた。
忍足自身は、1999年の映画「アイ・ラヴ・ユー」で主演デビューし、毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞などを受賞。オーディションを受けたきっかけは、「星の金貨」など手話が登場するドラマの影響もあったそうだが、「内容が暗い、寂しい、孤独なイメージという不満があった。それを覆したい気持ちでした」と振り返った。そして、「ろう者の、という肩書を取って1人の女優として頑張っていきたい。どうしても役の範囲が狭くなってしまうが、いろんなことを幅広く、やれることは何でも挑戦していきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。
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