劇場版「S 最後の警官」正式タイトルが決定!第4の“S”と共闘し海上で最終作戦
2015年4月23日 15:41

[映画.com ニュース]向井理主演の人気ドラマで、放送前から映画化が決定していた劇場版「S 最後の警官」の正式タイトルが4月23日、「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」に決定した。同日、都内で行われた製作報告会には向井をはじめ、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、大森南朋、平野俊一監督、韓哲プロデューサーが顔をそろえ、ドラマと映画が連動した一大プロジェクトに手応えを示した。
原作は2009年から「小学館ビックコミック」で連載の人気漫画。犯人“確保”を目的に組織された警察庁直轄の警察特殊急襲捜査班(National Police Safetyrescue=通称:NPS)が凶悪犯罪に立ち向かうドラマ「S 最後の警官」は、14年1~3月にTBSで放送され、高視聴率を獲得した。
8月に公開される劇場版は、平穏な日常を切り裂くかのように発生したバスジャック、さらに核燃料を載積した巨大タンカー乗っ取りという緊急事態に、NPSが海上を舞台にした最後の作戦に臨む。会見では正式タイトルとともに、第4の“S”にあたる海上保安庁の特殊部隊(Special Security Team=通称:SST)の隊長・倉田勝一郎役として青木崇高の出演が発表された。
元プロボクサーという経歴をもつNPSの隊員・神御蔵一號(かみくら・いちご)を演じる向井は、「成長ドラマだった連ドラに対して、映画では成熟とまではいわないが、説得力のある強さを表現したいと意識した」と役づくりを語り、「とても過酷で危険な現場でしたが、映画ならではのド派手な見どころはもちろん、血の通ったドラマを見ていただければ」とアピールした。
一號のライバルであり、バディとなる天才スナイパーの蘇我伊織(そが・いおり)に扮した綾野は、劇場版で飛行中のヘリからの狙撃に挑み、「最初は構えていればいいのかなとナメていたが、実際にはすべての動作が中腰なので。もうヘリはいやですね」と悪戦苦闘を振り返った。
なお、先日、妻で女優の国仲涼子の第1子妊娠が発表された向井は、会見冒頭に「私事ですが、この度、ふたりの間に新しい命を授かりました。新しい経験で不安もありますが、今はそのときが楽しみで仕方ありません」と喜びのコメント。綾野は「理の報告に、グッときますね」と感極まっていた。
映画は昨年12月27日にクランクインし、3月25日にクランクアップ。現在は7月末の完成をめざし、ポストプロダクションの真っ最中だという。「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」は8月29日全国公開。
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