市原隼人、母親から細まゆ&腰パン注意される
2015年4月21日 13:00

[映画.com ニュース] 俳優・市原隼人と三池崇史監督が4月20日、東京・六本木のビルボードライブTOKYOで行われた第15回「三池崇史 presents 大人だけの空間」に出席。「神様のパズル」以来、約7年ぶりにタッグを組んだ映画「極道大戦争」を軸に、“台本なし、酒・タバコOK”の試写会付トークショーに臨んだ。
映画は、ヤクザバンパイアにかみつかれた人間はヤクザ化してしまうという異色作。三池監督は「市原隼人が(主演を)やるかもしれないとなってから、(製作が)全体的に加速していった。今日見て『これはどうよ?』と思っても、それは大体市原さんのせいですからね」と責任転嫁で会場を沸かせ、市原も「クレイジーでぶっ飛んだ作品です。こんな現場初めてでした」と笑顔をのぞかせた。
一方で市原は、「三池組はスタッフさんとの信頼関係がしっかりしていらっしゃる。三池さんが押し付けるわけでもないのに、スタッフも生半可なものは渡せないということで、寝ずにずっと動いていたりします。職人気質の方が多く、そういう現場はすごく少なくなってきています。それはすごく好きで、現場に行くのが毎日楽しかったですね」と最敬礼。そんな市原に、三池監督は「映画界は最近、いろいろコンプライアンスとかうるさくなっていて、勝新太郎が生きていけない世界になっている」と前置きした上で、「その中でもエッジが効いていて、市原隼人が思うような仕事ができる映画界でありたいという、ひとつのバロメーターのような人間」と惜しみない称賛を送った。
また同イベントは、脱線に脱線を重ねるトークが魅力。この日も話題は“市原の両親”に移り、「お父さんはどんな人?」と聞かれた市原は「親父は柔道と器械体操をやっていましたね。だけども、いろいろ頭を使う職業をしていて、10年ちょい(アメリカの)サンディエゴで働いていました」と語った。続けて母親については「厳しかったですね。僕は頭がいい方じゃなかったので、『人様が寝ている間に10倍努力しろ』とずっと言われていました」といい、「『まゆ毛細いとなんか変だよ、太くしなさい!』『腰パンなんてして、ちゃんと上げなさい!』と言われます」と明かし会場の笑いをさらっていた。
「極道大戦争」は、6月20日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
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