「ゆず」、劇場版「クレヨンしんちゃん」主題歌熱唱で野原一家の引っ越し応援
2015年4月18日 18:30
[映画.com ニュース]シリーズ通算23作目となる人気劇場版アニメの最新作「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」が4月18日、全国339スクリーンで封切られ、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で行われた舞台挨拶に矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみの声優陣のほか、主題歌を手がけた「ゆず」の北川悠仁と岩沢厚治が出席した。
父・ひろしの転勤を機に、野原一家は住み慣れた埼玉・春日部を離れ、メキシコのモウクエンカ州マダクエルヨバカという町に移住。しんのすけたちが異国の文化や“人食いサボテン”に立ち向かい、大暴れする。ゲスト声優として、HKT48の指原莉乃と「日本エレキテル連合」が参加している。
ゆずの2人が赤を基調としたラテン系の衣装で登場すると、女性ファンからは大歓声。そして、メキシコへ旅立つ野原一家へのエールを込め、主題歌「OLA!!」を熱唱した。北川は、自由に振る舞うしんのすけに、「相変わらずしんちゃんで、やりたい放題だなと。あこがれます」と感服の様子。「お見送りにきました」という岩沢は、しんのすけとお尻を突き合わせて「お尻合い(お知り合い)」を披露し、会場を沸かせていた。
一方で、ひろし役の藤原は「野原ひろし役で超人気若手アイドル声優の座に上り詰めました。今日は女性のお客様が大勢いらして、これはゆずのファンではなく、私のファンに違いない。本当にありがとうございます」とウィットに富んだコメントで笑いをさらう。しんのすけ役の矢島は、満場の観客へ向け「ありがとうありがとう、これもみんな、ゆずさんのおかげです」と話し、「これでオラも、安心してメキシコにお引っ越ししていけます。向こうでボンキュッボーンのきれいなお姉さんのお友達をたくさん作りたいと思います。今度会う時はどうぞ、よろチクビ~」と感謝を述べた。
また野原一家はこれまで、引っ越しのために春日部市役所への転出届提出、在日メキシコ大使館へのVISA申請を行っており、この日はしんのすけが、年齢欄に「FOREVER FIVE」と書かれたパスポートを取得。諸手続きの模様を、スクリーンで振り返った。さらに壇上では、野原一家の着ぐるみとMCの宇賀なつみアナによる寸劇が行われ、子ども連れやカップルでにぎわう客席は大喜びだった。
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