人間の極限状態を描く「メイズ・ランナー」メイキング映像を独占入手!
2015年4月17日 10:00

[映画.com ニュース]形を変える巨大迷路(メイズ)の謎を描いたサスペンススリラー「メイズ・ランナー」のメイキング映像を、映画.comが独占入手した。今作は、次期スパイダーマン役候補であるディラン・オブライエンをはじめ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ最新作のヒロインに抜てきされたカヤ・スコデラーリオ、「ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島」の個性派俳優ウィル・ポールターら次世代スターが集結し、緊張感溢れる演技を披露している。
55カ国で初登場1位、全世界興行収入400億円を突破した本作は、昼間にだけ道が開き、夜中に構造が変化するという、謎の巨大迷路に取り囲まれた土地に放り込まれた少年たちが、命がけで脱出を試みる様子を描く。毎月1人が追加されるこのコミュニティの中で、最も優秀なひとりが“ランナー”として迷路に入り、中を探ることが許されているが、迷路が閉まる夜までに戻らなければ命の保証はない。
メイキング映像では、キャストたちが森の中に組まれたセットに実際に火を放つシーンなど、本編に求めたリアルな映像を紹介。さらに原作者のジェームズ・ダシュナーは、作家ウィリアム・ゴールディングの傑作「蝿の王」から今作の着想を得たと語り、「人間は孤立した環境ではもっと組織化されるのではと考えた」と極限状態に追い詰められた人間の行動を分析。ウェス・ボール監督は「この物語の根幹は受け入れること。責任感を持ち、仲間を信頼し、自分の力で道を切り開くこと」と作品に込めたテーマを明かした。
さらに、主人公のオブライエンは、自らが演じるトーマスを「好奇心が強く、恐怖にも尻込みしない」といい、コミュニティで唯一の女性テレサに扮するスコデラーリオは「迷路に対する認識をトーマスが変えるの」と、トーマスの出現で物語が大きく動き出すことを示唆している。
「メイズ・ランナー」は、5月22日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
(C)2014 Twentieth Century Fox Film.

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