北大路欣也「三匹のおっさん2」初回で「ゲラゲラポーのうた」披露しご満悦

定年でリタイアした幼なじみの3人が私設自警団を結成し、近所のトラブルを解決する勧善懲悪の痛快劇。昨年1～3月に放送された第1作が平均10.6％の好視聴率を獲得し、ファンの声の後押しもあって待望の続編が決まった。

剣道の達人という役どころの北大路は、約1年ぶりの復活に「先日、中学の同窓会があって、皆が面白いねと声をかけてくれた。一方で小学3年生の女の子から“ファンレター”をもらった。幅広く愛されていると感じますね」と感慨深げ。撮影は今年1月からスタートしており、「1つ年をとりましたから大変。去年と同じようにできるか不安だったけれど、何とか追いかけながらやっています。1人でも輪を外すとそれが映ってしまうから1日1日、瞬間瞬間の思いを大切にしている」と充実した表情で話した。

第1話では、同局の人気アニメ「妖怪ウォッチ」がテーマのひとつになっており、北大路がアニメの主題歌「ゲラゲラポーのうた」を歌う場面も。「台本に歌うって書いてあったからえらいこっちゃと思った。テープをもらったけれど、老体だからリズムに合わせるのが大変。子役たちにやってもらって、マネしていました」と照れたが、ノリノリで振り付けを披露するなどまんざらでもない様子だった。

だが、泉谷は「これはテレ東の謀略だな。まとめて売るんじゃねえ。このままだと“三匹の妖怪”になっちまうだろ」と苦言。それでも格闘シーンでは「偶然にも歯が欠けた」というほどの奮闘ぶりで、「皆さんが喜んでくれるなら何でもやりますよ。歯くらいなんでえ」と意気軒高だった。

「三匹のおっさん2　正義の味方、ふたたび」は、人気作家・有川浩さんの同名小説が原作。私設自警団を結成した剣道の達人キヨ、柔道の猛者シゲ、頭脳派のノリの幼なじみ3人が、近所にはびこる悪を成敗していく。他に大野拓朗、三根梓らが共演で、4月24日から毎週金曜日午後7時58分から放送される。