T・ハーディが児童連続殺人事件を追う R・スコット製作「チャイルド44」7月公開
2015年4月13日 17:35

[映画.com ニュース] トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパスの共演、リドリー・スコット製作で人気ミステリー小説を映画化した「Child44」が、「チャイルド44 森に消えた子供たち」の邦題で7月に劇場公開される。
原作は、2009年の「このミステリーがすごい!」海外編で1位を獲得したトム・ロブ・スミス氏のミステリー小説。アクション映画「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ監督が、ロン・ハワード監督作「身代金」の脚本家リチャード・プライスとともに、ソ連で発生した事件に着想を得たミステリーの実写化に挑んだ。
1953年、スターリン政権下のソ連で児童連続殺人事件が発生。子どもたちは、全裸で胃が摘出された変死体となって発見されるが、「殺人は国家が掲げる思想に反する」ことから事故として処理されてしまう。親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出した秘密警察の捜査官レオは、事件に迫るなかで追われる身となり、妻ライーサもスパイ容疑がかけられる。
ハーディが国家に逆らってでも真実を追う主人公レオ、オールドマンが捜査に協力する謎の警察署長ネステロフ将軍、ラパスが妻ライーサを演じている。あわせてお披露目された場面写真では、レオがライーサを守ろうとする緊迫の場面を切り取った。ほかにジョエル・キナマン、パディ・コンシダイン、ジェイソン・クラーク、バンサン・カッセルらが出演。
「チャイルド44 森に消えた子供たち」は、7月から東京・有楽町のTOHOシネマズ みゆき座ほか全国で公開。
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