スタン・リー公認「ファンタスティック・フォー」監督&脚本家の解説動画を独占入手!
2015年4月10日 13:40

[映画.com ニュース] マーベル・コミックスにおける最初のヒーローチームを描く、SFアクション大作「ファンタスティック・フォー」のジョシュ・トランク監督と脚本家サイモン・キンバーグが同作を解説する動画を、映画.comが独占入手した。予告編の要所で、スタン・リーの賛同を得たというエピソードや、謎に包まれていたストーリー設定の一部が明かされていき、見応えあふれる内容となっている。
解説動画の一番のハイライトは、監督デビュー作「クロニクル」で一躍脚光を浴びたトランク監督が、シリーズの生みの親であるスタン・リーに本作の構想を相談したというエピソード。「ファンタスティック・フォー(FF)を現代によみがえらせるアイデアに共感してくれた」と、アメコミ界の神から賛同を得た喜びが語られており、「FFは、現代コミック史に残るヒーローチームだ。その名前を汚すわけにはいかない」という言葉からも、リーをも納得させた熱意と思い入れが伝わってくる。
そして、「科学や現実に即したヒーロー映画を目指した」(キンバーク)、「科学をきちんと描いているSF映画を作りたかった」(トランク監督)というコメントから、リアリティのあるストーリーが期待できる。原作コミックではロケットで宇宙へと向かった4人が宇宙線を浴びたことで変異するが、映画では実際に研究が行われているという次元間の移動が描かれるという。
キャストには「説得力があり、かつドラマティックな俳優」として、マイルズ・テラー、ケイト・マーラ、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・ベルが起用されている。トランク監督が「もっとも大切なのは、彼らが仲間であること。仲間であることで、彼らはさらに強くなれるんだ」と強調していることから、チームとしての活躍が重要なポイントであることがうかがえる。
さらに今回の動画では、コスチュームに自分の力をコントロールできる新機能がつけられたことや、トランク監督が英国出身のアーティスト、ブライアン・ヒッチの大ファンであることから、2004年に出版されたリブート版コミック「アルティメット ファンタスティック・フォー」の影響が大きいことが明かされた。
映画「ファンタスティック・フォー」は今秋公開。
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