四隅が丸い変形スタンダードサイズの独創的な映像 V・モーテンセン主演「約束の地」予告
2015年4月7日 17:00

[映画.com ニュース] ビゴ・モーテンセンが製作・主演・音楽の3役を務め、第67回カンヌ映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した「約束の地」の予告編が公開された。左右に黒が残る、四隅が丸い変形スタンダードサイズのスクリーンで幻想的な世界が紡がれる。
アルゼンチンの鬼才リサンドロ・アロンソ監督がメガホンをとった本作は、消えた娘を捜し求める父の旅を描くロードムービー。アキ・カウリスマキ作品を手掛けるフィンランド人撮影監督ティモ・サルミネンによる異形のスクリーンが、観客を夢幻的な世界へと誘う。
予告編は、誰もたどり着いたことのない伝説の地についてのテロップで幕を開ける。広大な草原と、この世の果てのような荒野と岩場が広がる神秘的な地が映し出され、現実と幻想、原始と文明、過去と未来が入り混じった世界で、娘を捜す父の孤高な旅の一端を切り取っている。
1882年のパタゴニアが舞台。アルゼンチン政府軍による先住民の掃討作戦に参加しているデンマーク人エンジニア、ディネセン大尉は、美しきひとり娘インゲボルグが、海辺の野営地から失踪し、必死の捜索を繰り広げる。広大な荒野で孤立したディネセンは、一匹の犬に導かれるようにして摩訶不思議な世界にさまよい込んでいく。
「約束の地」は、6月13日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開。
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