“地上24メートルから落下”の衝撃シーンは、こう撮った!「ジュピター」メイキング映像公開
2015年4月2日 12:00

[映画.com ニュース] 「マトリックス」シリーズで知られる、アンディ&ラナ・ウォシャウスキー姉弟監督のSFアクション大作「ジュピター」のメイキング映像が公開され、過酷な撮影舞台裏が明らかになった。
ウォシャウスキー姉弟監督にとって「マトリックス」(1999)以来初の完全オリジナルストーリーとなる本作は、ワイヤーアクションとVFXを融合させたリアリティあふれるアクションシーンが見どころのひとつ。公開された映像では、リアルさを追求するあまり、ジュピター役のミラ・クニスを地上24メートルの高さから時速64キロで地面すれすれまで落下させたり、吹き上げる炎の中を走り抜けさせたりする様子が映し出される。
体当たりの演技に臨んだクニスは、「クレーンで吊り下げられて約24メートルの高さからジャンプするのは気持ちがいいかって? 『イエス』。またやるか? 『ノー』。でも私はやったわ。その日1日が終わるころには、青あざだらけでボロボロになり、自分のあばら骨を感じられないほどだったけど」と撮影を振り返る。
またアンディは、「人間の体にはCGではしっかり描けないような物理特性があるんだ。チェイス・シーンもヘリコプターからスタントマン2人を吊るして撮影した。2人の体がどう反応し、どのように離れ、どうやって相手を捕まえられるかを感じられるし、体の細かい動きも分かる」とこだわりを語っている。
宇宙最大の王朝に支配された地球で暮らす家政婦ジュピター(ミラ・クニス)はある日、自分が王朝の王族だと知らされる。さらに王朝が人類の全滅をたくらんでいると知ったジュピターは、遠い星の最下級層戦士ケイン(チャニング・テイタム)とともに、地球を守るための戦いに身を投じる。
「ジュピター」は公開中。
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