明石家さんま×生瀬勝久×水田伸生 初タッグ舞台「七人ぐらいの兵士」再演決定!
2015年3月26日 13:15

[映画.com ニュース] 2000年に初演され、タレント・明石家さんまの演劇初出演作として注目を集めた「七人ぐらいの兵士」の再演が決定した。俳優の生瀬勝久が脚本、映画監督で舞台も手掛ける水田伸生が演出を担当し、後に「JOKER」(2004)、「小鹿物語」(06)、「ワルシャワの鼻」(09)、「PRESS」(12)と続いていくことになる3人のカンパニーの初タッグ作品だ。
初演当時に9公演のチケットが5分で完売し、伝説の舞台となっていた今作。舞台は中国大陸のある駐屯地。過酷な状況下でも生きることに貪欲な水嶋上等兵(明石家)が、ほかの兵士を巻き込み脱走を企てる様子を描く。
15年ぶりの再演に際し、内田有紀、中尾明慶、須賀健太、森田甘路ら新キャストが参加する。明石家は「久しぶりに集まりましたが、15年の年月が恐ろしいです(笑)。でも15年前でも45歳ですからね。45歳で演じて不思議なかった役なんで、多分大丈夫じゃないかと」と意気込む。さらに、“どうしても生きたい”兵士を演じるにあたり「何年か年を取って、“人は死ぬのが分かって生きている”ということが身にしみて分かって来たので、その辺をうまく表現できればと思ってます」とコメントを寄せており、15年の月日を経て深みを増した演技が期待できそうだ。
一方、生瀬は「15年ぶりの再演で、とにかく同じものをやるつもりは全くないです。新たなキャストが来て、僕らも歳を取りましたから、次のステージに進んだ『七人ぐらいの兵士』をやりたいと思っています」と抱負を語り、「さんまさんがさんまさんでいてくれたら、僕はきっとこの台本は成立すると思うし、そのエネルギーをお客さんがどう受けて楽しんで頂けるか。見終わった時に、明日も楽しく過ごせるんじゃじゃいかな、と思って頂けるのではと思います」と明石家の熱演に期待を寄せた。
「七人ぐらいの兵士」は、7月5~26日に東京・Bunkamura シアターコクーン(http://www.cubeinc.co.jp)、8月19~25日に大阪・シアターBRAVA!(http://www.umegei.com)で上演される。詳細はそれぞれ公式HPに掲載。
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