二階堂ふみ、田舎に暮らすキュートで怪しい女子高生に 「ジヌよさらば」劇中写真が公開
2015年3月25日 06:00
[映画.com ニュース] 監督・松尾スズキと主演・松田龍平が「恋の門」以来10年ぶりにタッグを組んだ映画「ジヌよさらば かむろば村へ」から、怪しい女子高生・青葉を演じている二階堂ふみの劇中写真を、映画.comがいち早く入手した。
「ぼのぼの」などで知られる漫画家いがらしみきお氏のコミック「かむろば村へ」を映画化した同作は、お金恐怖症に陥り仕事を辞めた元銀行マンのタケ(松田)が、人里離れたかむろば村で、個性的な住民たちに囲まれながらお金と無縁の生活を送ろうと奮闘する姿を描く。タイトルにある「ジヌ」は「銭」「お金」を意味する東北地方の方言だ。
二階堂が演じているのは、高齢化率40%の過疎化が進んだかむろば村におよそ似つかわしくない、怪しげな女子高生の青葉。公開された写真は、そんな青葉が不服そうにおでこの傷を見せるものから、なぜか日本酒の一升瓶を抱えて上目遣いの視線を送るもの、そして農作業着に身を包んだ、近年注目されている「農ガール」風のいでたちで満面の笑みを見せるものまで様々だ。
さらに、セーラー服姿で自転車をこぐ女子高生らしい一枚もあれば、少し背伸びをしたOL風の衣装でいぶかしげな表情でタケを見る場面を捉えた写真も。いずれもどんなシチュエーションなのか想像を豊かにさせられると同時に、青葉というキャラクターについても、一見すればキュートで天真爛漫だが、その裏に何かを隠していそうな雰囲気を感じさせる。
「ジヌよさらば かむろば村へ」は4月4日から公開。