大沢たかお「風に立つライオン」を初めて客観視「すごいなって言ってしまった」
2015年3月12日 21:35
三池監督が不定期に開催している上映会「大人だけの空間」の第14弾で、大沢が参加するのは2013年「藁の楯」以来2度目。さだまさしが1987年に発表した同名楽曲にほれ込み、「ファンクラブのイベントに強引に出て、映像として見てみたいと言った。アフリカのドキュメンタリーを、たまたまさださんが見てくれて、本気で考えていると思ってもらえたんです」と、直訴から8年越しの夢を実現させた経緯を感慨深げに振り返った。
その完成作を見た時は「本来であれば反省や後悔を繰り返して、楽しむまでは到底いけないのに、観客として見られて自分が出ているとは思わなかった。手前みそだけれど、見終わって『すごいな』って言ってしまった」と述懐。そして、「100%感じ入っちゃって、周りも誰も立ち上がれなくて、あんな緊迫した空気で終わる映画は初めて。全く知らない映画という生き物だったので衝撃だった」と語った。
三池監督も、「個人的には奇跡が起こった。いろんな出会いがあって、映画に作らされているようで、見たこともないようなものが作れた実感があった」と満足げ。映画用に新たにレコーディングしたさだの主題歌については、「28年前に作られた歌なので、物語と少しギャップがあるが、さださんや大沢さん、そして我々が過ごした時間が明らかに宿っている。二度と出合うことのできない作品」と自信のほどをうかがわせていた。
「風に立つライオン」は、国際医療活動のためアフリカ・ケニアに赴任した医師が、辺境で過酷な運命を背負った少年たちと出会い、日本に恋人を残したまま生涯をその地にささげようと決意する物語。3月14日から全国で公開される。
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