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エディ・レッドメインが切望「“本当のホーキング博士”を知って、驚いて欲しい」

2015年3月11日 14:00

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エディ・レッドメインと スティーブン・ホーキング博士
エディ・レッドメインと スティーブン・ホーキング博士
(C)UNIVERSAL PICTURES

[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝いた「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメインが、インタビューに応じた。

本作でレッドメインが演じたのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究を精力的に行い、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士。ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督が、博士を献身的に支えた妻ジェーンの自伝を基に2人の愛の物語を映画化した。

レッドメインは、ホーキング博士について「博士は21歳の時に、残り2年しか生きられないと宣告されましたが、73歳の現在も生きています。それはとにかく驚異的なことで……博士は偉大な、偉大な、希望の象徴です」と強調。さらに「僕はこの作品で観客の皆さんを驚かせたいと思っています。僕が脚本を読んで驚いたように。博士の人生やパーソナリティ、成功の後ろで博士にエネルギーを注いできたパワフルな女性についてぜひ知ってほしいです」と訴えた。

一方でレッドメインは本作を“ユニークなラブストーリー”だと評する。「ホーキング博士の伝記的なストーリーをイメージしていましたが、実際に脚本を読むと、僕がこれまで読んだ中で最もユニークなラブストーリーでした。博士とジェーンの愛の物語はとてもリアルで、同時にユーモアのあるものなのです」。

ジェーン役のフェリシティ・ジョーンズのことは何年も前から知っていて、2人とも同じ劇団から俳優としてスタートしたのだという。「その劇団にはマイケル・グランデージという名前の演出家がいて、大いにサポートしてくれました。僕はフェリシティの仕事を遠くから見ていて称賛していましたが、一緒に仕事をしたことはありませんでした」と振り返り、「今回共演してみて、本当に素晴らしい女優だと感じました」と改めてジョーンズの才能をたたえた。

博士と彼女のセオリー」は、3月13日全国公開。

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