ヒップホップカルチャーを世界に広めた金字塔、3月21日上陸&予告公開
2015年2月28日 08:00

[映画.com ニュース]ヒップホップカルチャーを世界に広めたと言われる伝説の映画「ワイルド・スタイル」(1982)が、3月21日に劇場公開されることが決定し、予告編がお披露目された。
82年の米ニューヨーク、サウス・ブロンクスを舞台に、自由な表現と華やかな世界での仕事の間で悩み、葛藤(かっとう)したグラフィティアーティストの生きざまを描く。DJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティアートなどヒップホップカルチャーが始まる瞬間を切り取っており、ナズ、パブリック・エナミー、ビースティ・ボーイズらが影響を受けたと公言している。
青年レイモンドは、社会に対する不満のはけ口をグラフィティアートに求め、夜になると地下鉄にグラフィティを描き、「ゼロ」というサインを残していた。やがて、ゼロの作品が注目を集めるようになるが、不法行為のためレイモンドは誰にも正体を明かすことができずにいた。そんなレイモンドのもとに、アーティストとして表舞台に立つチャンスが舞い込む。
予告編では、スクラッチを生み出したとされるDJ・グランド・ウィザード・セオドアの「ミリタリー・カット」にのせ、電車や建物を彩るアート、80年代のアンダーグラウンドの熱気が映し出される。ヒップホップの先駆者として知られるファブ・ファイブ・フレディら、アーティストも出演している。字幕は、日本のヒップホップMC「K DUB SHINE」が担当。
「ワイルド・スタイル」は、3月21日から全国で公開。
(C)Pow Wow Productions, Ltd.
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