ルーニー・マーラ「ドラゴン・タトゥーの女」続編が消滅と発言
2015年2月26日 10:15
[映画.com ニュース] 「ドラゴン・タトゥーの女」の続編「火と戯れる女(仮題)」の映画企画が消滅したことを、主演のルーニー・マーラが明らかにした。
非営利組織オックスファム主催のパーティーに出席したマーラは、E! Onlineの取材に対し「火と戯れる女(仮題)」の現状を「実現する可能性はないと思う。あの映画をやらないのはとても悲しいけれど、可能性はなさそうね」と明言した。
「ドラゴン・タトゥーの女」は、スウェーデン人作家スティーグ・ラーソンのベストセラー小説「ミレニアム」3部作の1作目で、映画版も3部作として製作される予定だった。しかし、第1弾が製作費9000万ドルに対し、世界興行収入2億3300万ドルと目標額に至らなかったため、続編製作の機運がそがれた。また、第1弾を手がけたデビッド・フィンチャー監督によれば、スタジオや出演者など関係者全員が納得できる脚本を作り上げることができなかったという。
ソニーは製作部門のトップが交代したばかりなので、続編製作の可能性はゼロではないが、「ドラゴン・タトゥーの女」の劇場公開からすでに3年以上が経過しているいま、極めて低いといえそうだ。