永作博美、おいしいコーヒーに大事なのは「愛」!
2015年2月24日 15:20
[映画.com ニュース]女優の永作博美が2月24日、東京・ABC Cooking Studio丸の内グラウンドで行われた主演映画「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」のイベントに、日本トップのロースターである堀口俊英氏とともに出席した。
この日は映画にちなみ、永作と堀口が同料理教室に通う女性生徒23人においしいコーヒーの入れ方を伝授した。今作の撮影を通してすっかりコーヒーに魅了されたという永作は、おいしく入れるコツを「大事なのは愛なので」といい、撮影時に焙煎指導の先生に「『何でこんなに違うんですか?』と聞いたら『愛が足りない』と言われた(笑)」と撮影秘話を明かした。
映画の舞台となった石川県・奥能登の大自然に囲まれて生活することについて、「ひとりだとやはり孤独。強い精神力が必要なのと、なぜそこに自分がいるのかというのがしっかり決まっていないと、とは思う」と真摯に語った。一方で、「一緒にいる人がいればきっと素敵な絆が生まれていくんじゃないかなと思います」と、劇中の岬(永作)とダブル主演する佐々木希扮する絵里子との関係性に思いをめぐらせた。
永作と堀口が生徒たちのテーブルを回ってコーヒーの入れ方を教えたり、同スタジオの講師が教えるコーヒーに合うチーズケーキを試食したりと、和気あいあいとした雰囲気のなかイベントは進行。永作は「男性に『外で飲むのと違う!』と思われたらいいね」と生徒たちに語りかけていた。
価値観や生き方の違いを乗り越え、支え合う女性2人の友情を描いたヒューマンドラマ。奥能登の日本海に面した海辺で、喫茶店を営む岬は、働きながら幼い姉妹を育てるシングルマザーの絵里子に救いの手を差し伸べる。ホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンに師事した台湾の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンをとった。
「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」は、2月28日から全国公開。
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