ラジー賞発表！カーク・キャメロン主演作がワースト作品賞含む4冠

写真提供：アマナイメージズ

［映画.com ニュース］第87回アカデミー賞授賞式の前日となる2月21日（日本時間22日）、最低映画の祭典として知られるゴールデン・ラズベリー賞（通称ラジー賞）授賞式が行われた。

会員約700人の投票によって決定する同賞で、ワースト作品賞、ワースト脚本賞、ワースト男優賞など最多4冠に輝いたのは、子役出身の俳優カーク・キャメロン主演のファミリー映画「Kirk Cameron’s Saving Christmas」。米映画批評サイトRotten Tomatoesで評価が0％、米映画情報サイトIMDBでも史上最低映画のひとつに挙げられた作品だ。

ワースト女優賞には、「The Other Woman」「セックス・テープ」などのキャメロン・ディアス、ワースト監督賞にはラジー賞常連のマイケル・ベイ監督が選ばれている。なお、今年新設された「名誉挽回賞」(Razzie Redeemer Award）には、かつて「ジーリ」でワースト男優賞を受賞しながらも、近年は「アルゴ」や「ゴーン・ガール」が好評なベン・アフレックが受賞している。

主な受賞結果は以下の通り。
ワースト作品賞：「Kirk Cameron’s Saving Christmas」
ワーストリメイク／続編賞：「ANNIE アニー」
ワースト男優賞：カーク・キャメロン「Kirk Cameron’s Saving Christmas」
ワースト女優賞：キャメロン・ディアス「The Other Woman」「セックス・テープ」
ワースト助演男優賞：ケルシー・グラマー「エクスペンダブルズ3」「トランスフォーマー　ロスト・エイジ」など
ワースト助演女優賞：ミーガン・フォックス「ミュータント・タートルズ」
ワースト監督賞：マイケル・ベイ「トランスフォーマー　ロスト・エイジ」
名誉挽回賞：ベン・アフレック