「妖怪ウォッチ」興行収入50億円突破 公開からわずか16日間のハイペース
2015年1月5日 23:15
[映画.com ニュース] 子どもたちの間で絶大な人気を誇る「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の興行収入が50億円を突破した。同作を配給する東宝が1月5日、発表した。
映画は、突然消えてしまった妖怪ウォッチを取り戻すため主人公のケータとジバニャンたちが60年前にタイムスリップする冒険を描く「妖怪ウォッチ」初の劇場版アニメ。昨年12月20日に全国408スクリーンで封切られ、1月4日時点で動員491万3787人、興収54億2423万4000円を記録。公開からわずか16日間での興収50億円突破となった。
同作は、昨年7月19日に発売された劇場前売り券の販売枚数でも記録を樹立。公開1週前には100万枚を超え、最終的には114万0433枚を売り上げて東宝映画史上最高の販売枚数を記録していた。また、第1弾映画の公開前から、すでに第2弾映画の今冬公開も決定するなど、異例づくしの展開が注目を集めている。
東宝によれば、初日アンケートによる映画の満足度も、「非常に良かった」78.2%、「良かった」17.4%を合わせて95.6%と高い数字を示している。日本全国の映画館では、「妖怪ウォッチ」グッズを身に着けた熱心なファンの子どもたちの姿や、鑑賞後に歌い踊りながら場内から出てくる子どもたちの姿も数多く見受けられるなど、原作ゲームやアニメのファンの子どもたちから、一緒に来場する家族まで、ファミリー層を取り込んだ興行を展開。冬休みが終わる来週以降も、引き続き動員・興収が伸びる可能性が高いとしている。