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「海月姫」封切り!主演・能年玲奈は「今日を迎えられて興奮しています」

2014年12月27日 18:30

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満席の場内に笑顔の能年玲奈
満席の場内に笑顔の能年玲奈

[映画.com ニュース] 能年玲奈主演の映画「海月姫」が12月27日、全国216スクリーンで公開初日を迎え、能年をはじめ共演の菅田将暉長谷川博己太田莉菜篠原ともえ片瀬那奈速水もこみち、原作者の東村アキコ氏、川村泰祐監督が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。

クラゲを溺愛する月海が、童貞エリートの修、女装美男子・蔵之介の兄弟と出会ったことから、オタク女子集団「尼~ず」と暮らすゆるい日常に変化が訪れる。月海を熱演した能年は「今日を迎えられて興奮しています。今日から『海月姫』祭り本番なので、頑張りたいと思います」と意気込み、「月海のコスプレをしながら、皆で合唱しながら見てほしいです」と呼びかけた。さらに、自身が作ったというクラゲのぬいぐるみを手に取り、「ボリューミーに作った力作です」とほほ笑んだ。

本作は、累計発行部数300万部を突破した東村氏の同名コミックスを映画化。原作キャラクターの再現度も見どころのひとつで、東村氏はキャスト陣を「漫画のまんま、漫画以上に別人になっていた」と手放しで絶賛していた。

女装美男子・蔵之介を演じた菅田は、「今日、僕にとってのブラジャー記念日を迎えられてうれしいです」とニッコリ。その美しすぎる女装姿が話題になったが、周囲の反応は「ゲスい反応ばっかりでしたよ! 男どもは誘ってきたり」と吐露し、会場を沸かせた。三国志オタク・まややになり切った太田は、役作りについて「気を付けることがなさ過ぎて本当に良かった。衣装汚しても怒られないし、メイクもあまりしないで撮影に臨めた」。「気配を消す役」というジジ様に扮した篠原も、「現場に居るのに、『篠原さん出番です!』と言われたり。気配を消す技を、女優として取得できましたね」と手応えを明かした。

ベンツをこよなく愛する役どころの速水には、「取り上げられたらツラい物は?」という質問。速水が考え込んでいる間、片瀬ら登壇陣は「(オリーブ)オイルでしょ」とささやいて速水を困らせる。ようやく速水が「アメコミのフィギュアが好きで、それを取り上げられるとツラい」と答えると、片瀬は「フィギュアにオイルかけられたらイヤでしょ?」と悪ノリし、客席を喜ばせていた。

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