「ソロモンの偽証」主演・藤野涼子、「とびきりの謎をプレゼントしたい」とニッコリ
2014年12月25日 20:30

[映画.com ニュース] 宮部みゆき氏の長編小説「ソロモンの偽証」を映画化する2部作の前編「ソロモンの偽証 前篇・事件」のクリスマス試写会が12月25日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、同作の役名で女優デビューを果たした主演の藤野涼子、成島出監督らが出席した。
クリスマスの朝に校庭で転落死した男子生徒の死の真相をめぐり、中学生が校内裁判を開廷するストーリーになぞらえ、“クリスマスの夜”に試写会が実施。藤野は、登壇直後はやや緊張した表情だったが、「クリスマスなので、皆さんは家族や友達、恋人からプレゼントをもらいましたか? 私たちソロモンからは、とびきりの謎をプレゼントしたいと思います」とニッコリ。クリスマスイブはどう過ごしたかと聞かれると、「ケーキを作りました」といい、「自分は食べずにお父さんとお母さんに感想を言ってもらうことにしました。失敗した部分があり、ケーキの本体の部分が固いと言われたので、次回は柔らかくしたいと思います」とリベンジを誓った。
この日は板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石川新太といった中学生役のキャスト陣も登壇。成島監督は「去年の11月からオーディションを始めた。プロ・アマ問わず、全国1万人の中から選ばれし12名がここに立っています。長いワークショップをしながら、2次、3次、4次と、彼らは人生で初めて経験するきつい長い道のりを乗り越え、ようやく夏、半年以上たってからクランクインしました。彼らの本人になり切った素晴らしい演技をスクリーンで楽しんでいただけるとうれしい」とキャスト陣を称えた。
劇中では、真相を暴くため奔走する中学生を熱演した登壇陣。向坂行夫を演じた若林は「さっき皆に会って改めて思ったんですが、こんな変な僕にしゃべりかけてくれてありがとうございます」と明かし、場を和ませた。続けて藤野の親友・倉田まり子役の西畑が「涼子ちゃんをどうやったら支えられるのかを、毎日毎日考えて、この映画に挑みました」と語るなど、登壇陣は撮影を通して育まれた連帯感を示していた。
「ソロモンの偽証 前篇・事件」は2015年3月7日から全国公開。「ソロモンの偽証 後篇・裁判」も15年4月11日から公開される。
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