尾野真千子、WOWOWシナリオ大賞受賞作「十月十日の進化論」で偏屈な昆虫博士に
2014年12月25日 15:10

[映画.com ニュース] 女優の尾野真千子が、第7回WOWOWシナリオ大賞受賞作をドラマ化する「十月十日(とつきとおか)の進化論」に主演することがわかった。WOWOWのドラマWスペシャル「パンドラ 永遠の命」では快活なジャーナリストを演じた尾野が、今作では不器用で偏屈な性格の昆虫分類学博士に扮する。
優れたシナリオ作品の発掘や脚本家の育成、受賞作品の映像化を目的に創設されたWOWOWシナリオ大賞の第7回受賞作である栄弥生の脚本を、映画「箱入り息子の恋」で注目された若手監督の市井昌秀が初のテレビドラマ演出作として映像化。研究分野の狭さと偏屈な性格が災いし、勤めていた大学を解雇されてしまった昆虫分類学博士の小林鈴は、偶然再会した昔の恋人と酔った勢いで一夜をともにし、思いがけず妊娠する。マイペースで不器用な主人公が、新しい命を宿したことから周囲を取り巻く人々と次第に心を通わせていくハートウォーミングドラマだ。
尾野は、脚本を読んだ時の印象を「発想がおもしろいなと思いました。私も子どもの頃、虫が大好きでした。台本を読んで、なんだか鈴と似ているなと思い、物語をおもしろおかしくいろんな想像をしながら読めたんです。この台本なら、演じることでもっとおもしろいものになりそうだなと感じました」と振り返る。昆虫博士を演じて「久しぶりに虫と触れ合えて子どもの頃を懐かしく思いました」と語り、作品について「人は結局一人では生きられない。一人では何もできないんですよね。この物語は、鈴の成長ではなく、孤独だった鈴がいろんな事に支えられている、生かされているという事に気づかされる物語です。人間と虫のおかしな組み合わせのドラマ、どうぞお楽しみに」とコメントしている。
共演に田中圭、でんでん、りりィほか。主人公が生き物の進化の過程を想像するシーンを新進気鋭の映像作家・加藤隆のアニメーションで表現し、自然案内の専門家「プロ・ナチュラリスト」の佐々木洋氏が昆虫監修を担当。また、「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一が音楽を手がける。2015年3月放送予定。
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