スウェーデンの歌姫エッダ・マグナソン、女優デビューの主演映画のヒットにご機嫌
2014年12月19日 21:30

[映画.com ニュース] スウェーデン映画「ストックホルムでワルツを」に主演した歌手のエッダ・マグナソンが12月19日、ヒット御礼の舞台挨拶を公開中の東京・新宿武蔵野館で行った。今月20、21の両日にブルーノート東京で行う公演のため、ピアニストのニルス・ラン・ドーキーらとともに来日。日本は初めてのマグナソンは、「日本での上映は本当にうれしい。興奮しています」と笑顔を見せた。
同国の国民的歌手モニカ・ゼタールンドの半生を描く作品で、ストックホルムでコンサートをしている姿が製作陣の目に留まり、主演に大抜てきされた。「モニカはスウェーデンのアイコン的存在で、私も大好き。よく考えれば自殺行為かもしれないけれど、監督が素晴らしく、自分の気持ちに素直に演じたら受け入れてもらえた」と語った。
事実、人口約950万人のスウェーデンで50万人以上を動員するヒットとなり、同国のアカデミー賞といわれるゴールデン・ビートル賞では女優デビューにして主演女優賞を獲得。「自分なりに研究して演じ、この映画をきっかけに新しい自分を見つけられたかも」とはにかんだ。
モニカと仕事をしたことのあるドーキーも、「2人ともマルチな才能の持ち主。エッダはマネをしようとしなかったことで、モニカの個性がより引き出されたんじゃないか」と絶賛。マグナソンは、映画の中でも歌っているジャズのスタンダード「歩いて帰ろう」の一節をアカペラで披露するサービスも見せ、ファンの温かい拍手を浴びていた。
「ストックホルムでワルツを」は、電話交換手のシングルマザー・モニカが、度重なる挫折、父親との葛藤などを乗り越え、母国語でジャズを歌うことによってスターダムにのし上がっていく姿を描く。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー