相武紗季、不倫・誘拐・自殺…新境地の要素たっぷり!桜木紫乃「硝子の葦」ドラマ化に主演
2014年12月12日 06:00

[映画.com ニュース] 直井賞作家・桜木紫乃氏のミステリー小説「硝子の葦(あし)」が、相武紗季主演で初めてドラマ化されることが決定した。最新作「繕い裁つ人」が公開を控える三島有紀子が監督、永田優子が脚本を務める。女性の業と情念が生んだ犯罪を、性愛シーンを絡めながら巧みに描く本作。性愛に対する独自の作風が女性の支持を得ている桜木氏だけに、相武の演技に期待が高まるばかりだ。
北海道釧路にあるラブホテル「ホテルローヤル」オーナーの妻・幸田節子(相武)は、幼少期に母親・律子から虐待を受けて育ち、律子を激しく憎悪している。律子の元愛人で親子ほど年齢が離れた喜一郎と結婚するものの、夫を裏切り、税理士・澤木昌弘と不倫関係を持っていた。ある日、節子と澤木が不倫中に喜一郎が事故に遭い、意識が回復する見込みはないと宣告される。不倫、誘拐事件を経て、焼身自殺を図るまでに追い込まれていく、節子の複雑な境遇を描く。
今作で、不倫愛や殺人などの過激なシーンに挑む相武は、「原作には過激なシーンがあると聞いていたので、『どんなことが描かれていて、どんな役なんだろう』と思いながら読んだ」と明かしたが、「自分が思っていた以上にすんなりと受け入れられたというか、女性として共感するところ、憧れる部分がたくさんあって、自分にオファーしてくださったことに対して嬉しいと本当に思いました」と役への思い入れを語った。
また、「これまでは喜怒哀楽の激しい役を多くやってきていたので、こういう作品に私を選んでくれるということ自体がすごくチャレンジだなというか。きっと新しい自分が見つかるだろうと思っています」と、女優としての幅を広げられるチャンスと捉えているようだ。プロデュサーの井上衛も相武の起用理由を、「殺人や不倫といったイメージからもっとも遠い女優さんに演じて欲しかった」と語っており、“女優・相武紗季”の新境地となることは間違いなさそうだ。
WOWOW連続ドラマW「硝子の葦(あし)」は、2015年2月21日から毎週土曜午後10時から放送。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ