DeNA中畑監督、球団の裏側に迫るドキュメンタリー公開で「落合に見せたい」
2014年12月6日 18:32

[映画.com ニュース]横浜DeNAベイスターズの2014年のシーズンを追ったドキュメンタリー映画「ダグアウトの向こう 今を生きるということ。」が12月6日、全国9館で初日を迎え、同球団の中畑清監督と後藤武敏選手が、神奈川県・横浜ブルク13で行われた舞台挨拶に登壇した。
2012年から続く人気シリーズの第3作。前2作はDVDのみの展開だったが、今回初めて劇場公開した。野球界の裏側をすべて見せたかったという中畑監督は、「僕は秘密主義とか、隠すのがカッコイイとかいうのが大嫌いなんです」といい、「落合なんかは絶対やらない。(作品を)落合に見せたいね(笑)」と、同級生の中日ドラゴンズ落合博満GMを引き合いに出したブラックジョークで会場を沸かせた。後藤選手も「普通ならあり得ない、他のチームならないところまでカメラが回っていた」と述懐し、自身がクローズアップされた場面を思い出すと「今でも涙が出ます」と語った。
本作は「職業、プロ野球選手。」をキャッチコピーに、荒波翔選手がチームのために自ら2軍落ちを申し出る様子や、ケガに苦しむ選手たちの姿など、選手にとっては見られたくない場面も包み隠さず収録している。中畑監督は、本作の製作と監督を務め、緊張感のある現場で撮影を行った三木慎太郎氏を「チームメイトの中で選手みんなに密着して、空気みたいな存在で接してくれた。彼が作るからこそこういうものができたと思います」と労った。
さらに中畑監督は、満席の客席に向けて「一緒にこのチームを作っていきましょう。いつでもどんな非難でも受けます。それを実際にやっている姿を(この作品で)見て頂いて、採点してほしい。もっともっと、野球の素晴らしさ、奥深さを理解して貰えたらうれしい。野球界全体を今後ともよろしくお願いします」と作品をアピールした。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)